探索日 2007.08.13
No.AK-010

三滝山線 ■由利本荘市(秋田県旧鳥海町) ■全線ダート ■接続→東山田沢線
■東山田沢線から分岐して山中へ延びる

 前半、走りやすいフラットダートも最終的にはガレ道化で自然消滅か…  

 ↓付近のピストン群と同様に似たような緑に囲まれた景観が続きます。進むほ
 どに藪が勢いづきますが、それでも途中までは難なく進めるけれど…。


……こんな感じ……
■東山田沢線から分岐して山中へと延びるピストンダート。付近に存在するピストン群と雰囲気的にほとんど変わりなく、その沿道は濃い緑に囲まれており、道すがらの眺望はおろか、周囲への視界もほとんどきかない。コース的には僅かにカーブした平坦路が続くが、途中の沢渡り地点から先はガレた登坂路に変化してしまう。その先がどこまで続いているのかは不明だが、手軽に入っていけるのはここまでだろう。ダートは雑草の侵入がやや目立ったが、フラットで固く締まった路面は先述の沢渡り地点まではおおむね走りやすい。なお、この沢渡り地点には岩肌を流れ落ちるちょっとした小さな滝がある。

■東山田沢線から直線的に分岐している三滝山線の入口です。手前から左折方面が東山田沢、ここより直進方向が三滝山線なっています。雰囲気的には直進方面が本道である東山田沢線っぽいですが、こちらに10メートルほど進んだ地点の路肩に三滝山線の林道標があるので、 そうではないことが分かります。
■東山田沢線との分岐地点から三滝山線の行く手を眺めます。前方左手にある杭が三滝山線の林道標で、上段画像のちょうど分岐地点に設置されている2つの杭は右からそれぞれ「中ノ沢」「大切な森林を守るため山火事予防願います」と記されたもので、林道標ではありません。なので、初めてやって来ると間違いなくここを東山田沢線と勘違いして直進、ここまで進んでしまって左手に「三滝山林道」と記された文字を見てハッとすることになりがちです。
■平坦なダートが僅かにカーブして直線っぽく延びています。周囲は完全に杉林に囲まれていて全く視界はききません。行く手も振り返って眺める後方も、そして左右も緑に囲まれており、まさに森の真っ直中といった感じです。こんな所で立ち止まってみても何もないので、先へとすぐに出発です。
■起点からしばらくはしっかりしていた路面ですが、進むにつれてわだちに雑草が進入、徐々に藪っぽくなってきたようです。一歩このわだちから外れて森の中へと入り込んだなら、もう二度と戻って来られないような雰囲気でした。この先、ダートもどことなく自然消滅していそうな心許ない感じですが、取り敢えず前進あるのみです。
■徐々にわだちへの侵入の度合いを増大させる雑草のはびこったダートをたどって進みますが、ここにきてついに山道化してしまいました。林業系の作業車もここより先へは入ることもないのか、雑草まみれの路面はいきなりガレ始め、行く手にはこぶし大の岩コロの散乱しています。ダート自体はまだ続いており、状況的には致命的というほどでもなく、さらに進めないこともなかったですが、ここは大事をとって勘弁していただきました。
→勘弁してもらう
→引き返して東山田沢線に向かう!
→この地点の状況を確認!
→前方を偵察する!
→周囲を調べる!