渕ヶ沢奥米林道 / Fuchigasawaokugome 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2006.06.03 / No.C-045 
 [ 所在地 ]君津市 [ 状態 ]完抜鋪装 [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]渕ヶ沢林道柚ノ木林道高山林道
 まったくもって走りやすいオンバイク向き舗装林道

「三島湖」へと続く道(直進方向)から分岐している「奥米渓谷」側の渕ヶ沢奥米林道の起点です。周囲はなにもない鬱蒼とした山中の起点ですが、林道標やがあるので迷うことはありません。ちなみに香木原林道を鴨川道路方面から道なりに進むとこの場所にたどり着きます。
道標の立つ起点の様子です。分岐直後からしばらくは緩いアップダウンと、こまめなカーブをが続きます。ちなみに、ここで撮影していると、後ろからやって来たマウンテンバイクの方に話しかけられました。実はここを訪れる直前に三間林道を往復してきたのですが、三間林道の急勾配をXRで登坂する姿を目撃したらしく、その先がピストンだったのか、それとも完抜けしているのかを尋ねられました。オフバイクだと分岐でも気軽に突入できますが、マウンテンバイクではそうもいかず、その苦労がしのばれまね。
岐直後の勾配を登ってしばらく走ると、眺望のきく場所に出ました。林道自体はこの付近では山の稜線付近を走っていますが、このように眺望の聞く場所はあまりないようです。
の後、こまめにカーブを繰り返しながら進んで行くと現れるのがこのコンクリ隧道です。シーンと静まりかえった隧道内を軽快にエンジン音を響かせながら進みます。初夏の少し暑いくらいの陽気の中、ヒンヤリとした隧道内は気持ちがいいですね。ちなみに、隧道はこの先の渕ヶ沢林道を分岐した先にもう1本あります。
本目の隧道を抜けて、しばらくすると現れる渕ヶ沢林道との分岐地点です。渕ヶ沢奥米林道は直進ですが、前方をよく眺めてみると看板があり、なんと、土砂崩れのため通行止めと記されています。どのような状態か分かりませんが、とりあえずここは迷わずに前進です。
→渕ヶ沢林道に突入!
らに進むと、カーブの途中に剥き出し状態の巨大な白い岩壁がありました。XRの大きさと比較してみると、その巨大さが分かります。
スファルトの路面に拳大の岩がゴロゴロしていると思ったら、やっぱりありました。前方が土砂崩れです! よく眺めてみると、路面を埋め尽くす土砂はの堆積は数十メートル先ですが、ここまで岩屑が転がっています。衝撃ではね飛ばされたてきたのでしょうか? ちなみにこの時、土砂の反対側にはバックですごすごと引き返す乗用車の姿がありました。
→現場を調べる!
スタイム40分・・・。R410号線経由でようやく\土砂崩れの反対側までやって来ました。で、こちら側には岩屑の散らばりがほとんど見られません。ということは、反対側に向かって土砂は崩れたのだな、などと考えながら現場を後にします。
砂崩れの現場を後にしてさらに進むと、ほどなく高山林道との分岐地点にたどり着きます。ここまできれいに整備されたアスファルト路面ばかり走ってきたせいか、高山林道の砂利ダートが何だか新鮮に見えて仕方ありません。写真ではうまく撮れきっていませんが、高山林道の分岐はこの地点の右手にあります。土砂崩れの影響か、すれ違う対向車もなく、辺りは全く静かなものです。
→高山林道に突入!
山林道の分岐を過ぎてさらに進むと(進行方向は前方から手前)左手に柚ノ木林道の入口が現れます。この入口はここ数年の間は柚ノ木林道延長工事のため、いつ訪れても鉄パイプで封鎖されていたものですが、 ようやくその工事も完了。現在(09年11月現在)は封鎖も解かれて自由通行状態になりました。
→柚ノ木林道に突入!
ノ木林道の分岐を過ぎてそこからさらに進んだ場所に現れるのがこのゲートです。かつてはここから隧道を抜けて横尾林道に接続(接続先はこちらになります)、R410号線にアプローチできたのですが、残念ながらゲートは固く閉ざされており、突破はまず不可能状態です。この後もここが解放されることもないでしょう。ちなみに、国道側の林道標はこのゲートのすぐそばにありました。
→ゲートの様子を眺める!
ートを過ぎると終点はすぐその先です。ちょっと走ると周囲の森が途切れ、前方にR410号線の2車線道路が現れます。その突き当たった場所が終点になっています。国道側から入線すると、先ほどのゲートのある地点まで行かないと林道標もなく、また、目印もないため、国道を飛ばしていると入口を見落とす可能性もありますので、注意してください。
→探索終了!
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