花立山林道 / Hanatateyama 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2006.07.08 / No.C-227 
 [ 所在地 ]勝浦市 [ 状態 ]ピストン半ダート [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 T字ピストンで草深い花立山国有林のダートランを満喫、適度な廃れがオフの楽しさを際立たす!

浦市松野地区にてR297号線(「松野」交差点)から市道に入って県174号線ヘと進むと、やがて「花立山トンネル」が現れますが、トンネル出口を過ぎた100メートルほど先の左手にあるのが、花立山国有林に延びる花立山林道の起点。画像では手前が県道方向、前方が国道方向になっていますが、しかしここは通りかかればすぐに分かります。同じ勝浦市のすぐそばある杉戸林道は有名ですが、その陰に隠れて知名度は少し低いものの、千葉県の林道ライダーの方には知られている林道ですね。
面から眺めた花立山林道起点の様子です。2車線の市道に面してブロックタイプの林道標と国有林を示す看板が立っていました。ちなみに2018(平成30)年現在も林道標はそのまま存在していますが、国有林看板は朽ち果てて消滅してしまっていますが、それはともかく、こんな感じで分かりやすいのが入口の状況です。
→ 林道標を眺める!
して入口のすぐ先には林道ゲートが設置されているのですが、しかし2006(平成18)年の探索時にはまだ本気で拒むつもりはなかったようで、チェーンが1本張られていただけの防御力の著しく低いものでした。それが今では鉄壁をも超える神壁ゲートと化してしまい、恐ろしく固くて付入る隙が無くなってしまっている残念な惨状に・・・。
→ ゲート(平成30年現在)を眺める!
む、しかしこの頃はまだ花立山林道も大らかな良い時代であったなぁ。なんと、支柱の脇にはかくのごとき秘密のす◯抜け専用道が自然発生中!
いうわけで秘密の◯り抜け専用道を失礼させていただいて、さっそく花立山林道へと進撃開始ですが、まずはコンクリ打ちっ放しの簡易鋪装でスタート。これは入線直後に高低差40mを一気に登坂する坂道対策としての処置でしょう。おでこを地面に擦りつけるような傾斜角度の急勾配で、まずは標高150m地点の尾根筋を目指します。
お、やったぜぇ! 入線直後の簡易鋪装をガンガンに登坂していくと、やがて簡易鋪装はぷつりと途切れて路面は未舗装へと変わります。林道のあるべき姿というやつですが、嬉しいことに花立山林道は、房総ではよくある残念な全線鋪装の林道ではなかったんですね。
総のダート林道ではよく見受けられる土質ではなくて、砂利質であった入線して間もない序盤区間の路面状況です。ジャリジャリと小石を踏みつけながらXRを進ませますが、路面状況はさほど良くもないみたい。雨水による路面のえぐれが発生しており、傷んだダートは意外とガタガタ感があったりもしました。
して生い茂るこの夏草です。繁茂する薮は夏のダート林道の風物詩ですが、まだ序盤区間だというのにこの有様。ワダチ部分を残して繁殖力旺盛な雑草に足元が覆われていましたよ。むわっと漂う草いきれでなんとも素敵な状況ですが、この先大丈夫かな。
思っていると、坂道を登り詰めたところでT字路分岐を発見! 「さて、どちらに進んだものか?」と思ってしまいますが、実は花立山林道のルートはちょうどTの文字の形をしています。左右のどちらに進んでも行き止まりとなるメインルートに対して、ここまでは、いわば一般道からの連絡ルートといったところ。房総の林道では他に見られないちょっと変形的なルートですが、ここにも林道標が設置されています。
→ 林道標を眺める!
→ 右折ルートの様子を眺める!
由はとくにないですが、まずはT字路分岐を左折して進んでみることにします。というわけで右折ルートは帰りがけのお楽しみ! なお、初めてこの地点にやって来ると、どちらか一方は名無し支線なのかと思うかもしれませんが、実は左右のどちらも花立山林道のルートとなっています。さらに付け加えれば、これから進む左折ルートは平成3(1991)に延長開設された新しい区間。右折側はそれ以前から元々あった林道開設当初の古いルートなのですが、それについては分岐を右折してみることで後ほど分かることになります。
かなかイイ感じに草むしていた左折ルートのダート。せり出た薮の茂みがパシパシと身体に擦れますが、それでも路面が全面的に薮に埋もれることだけはなかったな。夏の濃密な緑の中に根なし草のように頼りなさげなワダチが心細く続きます。
かし、ダートは右に右へと小刻みにカーブを繰返すため見通しがほとんどききません。地図上では標高150mほどの尾根筋を進んでいますが、視界に入るのは濃密に生い茂る夏草の薮ばかり。立ち止まると森の暑さで汗が吹き出しそうですが、路面状況的には問題なし!
んな感じで進んでいくと、途中左手にうまいこと木々の切れ目があって、そこから下界の展望を望める地点がありました。これでも一応は尾根筋伝いに延びる林道なので、一カ所くらいはビューポイントが現れないとガッカリですが、ここからは「花立山トンネル」を抜けて県174号線方向に向かう市道と、その周辺の里山風景が見渡せました。
→ 展望を眺める!
立山国有林に延びる花立山林道。ここは林道であるので、やはり林業とは切り離せない存在らしく、途中では斜面に延びる作業道の分岐も見かけました。しかし、探索時には大々的に林業作業が行われているような気配はありませんでした。すれ違う関係車両もなくて、花立山林道は実にひっそりとした風情をみせていたものです。
→ 作業道を眺める!
採跡地を過ぎてさらに林道の深部へとXRを進めますが、相変わらず景観的なものは望めないままに緑の回廊状態が続きました。しかし、ここでは夏草に覆われた路面は意外とフラットであり、路肩の薮に混ざってひっそりと咲いている野の草花などを眺めたりしながら、のんびりと前進。入線直後のガタガタな路面よりも走りやすかったなぁ。
→ 路肩を調べる!
→ 路肩を調べる!
→さらに花立山林道を進む!
→探索中止
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