台宿林道 / Daijyuku 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2018.12.29 / No.F-205 
 [ 所在地 ]塙町 [ 状態 ]ピストン鋪装 [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]中ノ又林道
 新興住宅街に起点のある「塙ふれあいの森」へと続く全線鋪装されたショートなピストン林道

町の「台宿」地区にある台宿林道の起点にやって来ました。場所は塙町の役場やJR水郡線「磐城塙駅」のある町の中心地からほど近い新興住宅地。真新しい住宅の建ち並ぶその一角にデカデカと掲げられた林道標が出迎えてくれますが、まさか塙町で住宅街の中に林道起点があるなんて思いもしなかったぜぇ。しかも塙町では唯一かもしれないレアタイプの林道標が掲げられた状態で! そのような状況の台宿林道でずが、最寄りの県230号線から少し引っ込んだ場所に位置しているので、ふらっと塙町にやって来てもます気がつかないですが、訪れる場合は「塙ふれあいの森」を目指すと分かりと思います。
→ 林道標を眺める!
道起点が住宅街の中にあるため、林道を詳細に撮影するためには人様の玄関前にバイクを止めてデジカメ片手にウロウロする必要があったのですが、このご時世、さすがにそれは不審者扱いされる恐れがあります。というわけで起点と林道標の撮影をそそくさと済ませ、そのまま立ち止まらずWRを進めていくと、住宅街外れの神社の鳥居地点で台宿林道は山林へと入っていきます。これで人目を気にする必要はなくなりましたが、肝心の林道は残念なアスファルト状態のまま。正統派の林道ライダーには用のない存在であることがすぐに分かります。
林内を緩い蛇行で登っていくと、すぐに行く手が大きく開けて「塙ふれあいの森」が現れます。上下水道が整備され、バーベキューが楽しめるキャンプ場もありますが、冬季閉鎖中につき見事なまでに無人状態ですね。木々は冬枯れでどれも丸裸状態であり、今にも雪が舞い落ちてきそうな冬の寒い日に訪れる者などいるはずもなかったなぁ・・・。
しく無人状態の駐車場とキャンプ場の脇を大きく回り込んで緩く登坂していきますが、道すがらには桜並木が整備されていました。春の頃にはお花見の行楽客で賑わうのかもしれませんが、今は見るべき物はなにもなかったです。うぅ、つまんねー。
にも見るべき物もないまま緩く登っていくと展望台を兼ねた四阿がありました。サクラの満開時にはきれいな眺めが見られることでしょうが、木々が冬枯れしている今の季節はここに用はないな。景色を撮影することなくすぐに立ち去りました。
中の四阿地点を過ぎて少し進むとここが台宿林道の終点です。展望台の四阿があり、幅員の広がった駐車スペースがありました。サクラもなにもあったものじゃない冬にわざわざ訪れる価値は皆無ですが、これも塙町の未知なる林道探索のためなので仕方ないですね。林道終点には1周1キロの遊歩道の入口がありましたが、もちろん立ち入ったりはしませんよ。四阿のベンチに座って持参のステンレスボトルで熱いコーヒーを飲み、ささやかな暖をとって一服、お約束で付近を少し眺めてからこの場を立ち去って台宿林道の探索は終了です。
→ 探索終了!
→ 振り返る!
→ 遊歩道入口を眺める!
→ 景色を眺める!
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