懐かしの下北 紅葉ざんまい林道探索(2021.10.21〜28)   秋の紅葉林道探索一覧へもどる  







夏の東北地方はこれまでいくたびも訪れているけど、いつか黄金色に煌く秋の東北地方の林道を訪れてみたい・・・。
でも東北はさすがに遠くて、残念ながら願いを叶えられるまま今日にいたっていましたが、
そこへ追い討ちをかけるかのようにあの最悪なコロナ禍です。

昨年、そして今年と2年連続して巣篭もり自粛を強要されてしまい、
ついには毎年恒例となっていた夏の東北林道探索にさえも出かけられなかっというどん底な状況にそろそろ我慢も限界、
4度目の緊急事態宣言がようやく解除されたのを機会に秋の東北地方を訪れてみることに!

場所は本州最北端に位置するかつて林道を探索しまくった下北半島。
ダート率が高く、林道華やかし頃は多くの林道ライダーがこぞって訪れたメジャーと呼ばれる林道をメインとして、
夏の頃とは一味も二味も異なる雰囲気に包まれた秋の林道の紅葉を眺めるつもりですが、
近年連発しまくる集中豪雨や大型台風による林道への影響がどれほどなのかといった情報がない現状を踏まえて、
ついでに下北半島の林道パトロールで再訪も兼ねた現地確認もしてみます。

[ 小画像はその地点からの眺めです。さらに拡大画像で美しい紅葉の色彩をどうぞ! ]


疲れさま〜すっ! なぜかいきなり生ジョッキ片手に回転寿司での「呑み」で始まった下北紅葉林道探索ですが、1日目は自宅から仙台までの移動だけで終了。午前8時にエンジンスタートして自宅〜首都高〜常磐自動車道〜磐越自動車道〜東北自動車道とのんびり乗り継いで夕方4時前に無事到着し、ネット割引の格安ビジネスホテルに投宿した後、夕食を兼ねてさっそく前祝のセルフ乾杯となった次第です。明日の予定としては夕方までに秋田県鹿角市の「大湯温泉」に到着すればいいだけなので、いたって気楽であり、宮城県の渋谷こと「クロスロード商店街」へと繰り出して回転寿司屋でエンガワをつまみにガリ酎ハイでほろ酔い気分になっちゃいましたとさ。通常の長距離林道探索では目的地に到着する前から一杯などとはちと考えられませんが、辛抱に辛抱を重ねたコロナ明けなので、たまにはこういうのもいいじゃん。
朝は午前6時に起床、2日目は7時に宿を出発して「仙台宮城lC」から東北自動車道に乗ってちんたらと移動して昼前に「鹿角八幡平lC」で退出。移動中は「盛岡lC」を過ぎた辺りから道路脇の土手や山で色付く紅葉が見られ始めたので、高速を降りたら山の紅葉具合を確認するために、インターから比較的近い長嶺熊沢林道へと向かいました。R282号線とR341号線が合流する鹿角市八幡平「長嶺」に林道入口があるはずで、それらしき場所にたどり着きましたが、ここでいいのかな?

伐採跡地の紅葉
日は宮城県仙台市から秋田県鹿角市への移動だけの予定なので、本格的な林道探索はしませんが、とりあえず長嶺熊沢林道と思しきダートに立ち入ってみたところ、青森県との県境に近い鹿角市の林道では紅葉はすでに始まっていた模様。通りがかった伐採跡地では下草や潅木が赤色や黄色に紅葉しているのが確認できました。

小さな紅葉
道標が現れないので「ここって本当に長嶺熊沢林道?」などと思いながら、小さな名も無き沢伝いに緩く登りながら進んでいきますが、スギが林立する沢沿いの植林地はジメっとした暗い雰囲気でした。スギは紅葉しないので視界に写るのは深い緑色だけですが、それでもよく眺めると下草の雑草や、発芽したばかりの幼木の葉が赤く染まっているのを見かけます。
林地の広がる斜面沿いに進みますが、路肩は草ボーボーで雑草が生い茂っていました。盛夏の頃には重苦しく感じるだけのよくある光景ですが、今はちょうど秋。枯れススキが穂を垂らしていたり、ヤマウルシが藪の中で鮮やかな朱色に色付いた姿をちょこんと見せていたりと、秋の気配が色濃く漂っています。

林道沿いの山林
の長嶺熊沢林道、事前情報では走りやすい完抜けロングダートとのことでしたが、やがて路面を秋枯れの雑草が覆い始めてきました。それと同時に広葉樹の森が広がってきて、黄色や赤色に淡く色付いた木々の姿が目につき始めましたが、その一方で林道がこのまま通り抜けできるか否か、林道の廃れ状況が気になってきます。
感的中。前進するにつれて荒れの様相を見せてきたダートですが、やがて一気に草ボーボーになったかと思うと、その先で路面崩落地点が現れました。やたらと路面が雑草むしてきたので薄々覚悟していましたが、案の定な展開ですなぁ・・・。
れがその現場です。路肩崩落といった可愛い状況ではなくて、路面はほぼ全面的に崩落して消え去っていました。集中豪雨や台風で濁流と化して沢が路面を崩落させてしまったようですが、崩れた斜面は雑草に覆われており、発生以降そのまま放置され続けている模様。どうやら復旧させるつもりはないようです。

ツタウルシ
進する余地がないので撤退を決意した路面崩落現場で憮然とするWR。ここ近年は毎年必ず列島各地を50年に一度の集中豪雨や大型台風が襲いまくっているので、長嶺熊沢林道に限らず全国の林道がもうボロボロなんだよなぁ・・・。普通に通り抜けられた以前のようなつもりで林道を訪れるとかなりショックを受けますが、最近はそんな状況にもなんだか慣れてきちゃいました。

林道沿いの紅葉
面崩落現場を後にして今来た道を戻ります。通り抜けできなかったのは残念でしたが、帰りは行きとは逆の角度からの紅葉が眺められるのでまあいいか。長嶺熊沢林道への立ち入りは鹿角市辺りの紅葉の進行具合をざっと確認することが目的だしね。

ガマズミ

ツタウルシ

ヤマウルシ
きがけに通りがかった伐採跡地を再び通って林道入口へと戻っていきますが、樹木が切り払われて開けた場所は陽射しがよく当たるためか、木々の色付きが一際鮮やかだったりします。同じ林道でも場所によって標高や環境が微妙に異なるので、たとえ同じ種類の樹木であっても紅葉具合は全然違うのですが、紅葉林道探索の経験上、秋の伐採跡地は例外なく紅葉が鮮やかで美しい場所であることが多いです。
嶺熊沢林道を退出したら、次は過去に探索した道前田山林道でも林道パトロールしておこうと思い、まずはR282号線でJR花輪線「田山駅」に向かいます。そして駅前付近で左に折れて林道入口を目指しましたが、しかし、道前田山林道を訪れるのは実に15年ぶりのこと。うろ覚えで進んでいたら、本来は「根石ダム」へと向かわなければいけないところを、道を間違えていつの間にか「たんぶり長者屋敷跡」にたどり着いちゃいました。あはは、そりゃあ初めて道前田山林道を訪れた時にもたんぶり長者屋敷跡に立ち寄った記憶はあったけどさ・・・。
→ たんぶり長者屋敷跡!

オオモミジ
の後、当初の予定通り道前田山林道に向かおうかとも思いましたが、気がつけば時刻は2時半を過ぎていたので予定を変更します。八幡平市「長者前」地区に位置する屋敷跡から杉沢地区とを結ぶダートがあったので適当に彷徨ってみましたが、林道標を見かけなかったため名のある林道なのかは不明。しかし、あくまでも付近の紅葉の進行具合を確認するためなので、そこいら辺はこだわらなかったですよ。

ダート沿いの紅葉

オオモミジ

オオモミジ
当に彷徨いながら沢沿いを進んで行きます。探索時には現在位置はさっぱりでしたが、ここはJR田山駅付近に位置する大沢林道の起点付近へと連絡するダートだったみたい。そしてたんぶり長者屋敷跡からJR田山駅方面に戻るルートでしたが、今回は道すがらに紅葉を眺めただけでヨシとして深追いはしません。時刻も午後3時を過ぎていたので、そろそろ本日のお宿がある鹿角市の大湯温泉へと向かいます。
びR282号線を引き返してJR花輪線「十和田南駅」付近でR103号線に入って十和田湖方向に進むことしばし、やがて国道沿いの鹿角市十和田大湯にある「大湯温泉」の鄙びた町並みが現れます。大湯温泉にある本日の宿は「元の湯旅館」で、国道から一歩脇道に引っ込んだ静かな場所にありました。すぐ目の前には共同浴場「川原の湯浴場」があって、WRは玄関前のガレージに置けばいいとのことでした。しかし、この大湯温泉は久しぶりだな〜。最初に訪れたのは学生時代の頃でしたが、その時は雪の降りまくる真冬で別の旅館に泊まったのを覚えています。
→ 元の湯旅館!
→ 紅葉林道探索3日目へ!
→ 探索中止!
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