2023 東北縦断 紅葉林道探索 〜 自宅へ帰還! 〜 11月1日(水) 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
5日目[1]  「自宅 もどる  






ガソリン給油量 7Lくらい 給油回数 3回 ガソリン代 1282円くらい 総走行距離 000.0 km トップへもどる
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お早うございます! 山間の静かな鉱泉宿「赤滝鉱泉」で迎えた東北縦断紅葉林道探索5日目、すなわち自宅に帰るだけの最終日の朝ですが、ガラリと開け放った縁側から眺めた今朝の天気は晴れ。しかし、晴れた火の朝は寒いのでさっそく朝風呂です!







手拭い片手にギシギシと軋む黒光りする狭い廊下を進んだ先にある浴室に向かいます。なお、浴室の先には半階段があって、そこで別棟の宿泊棟につながっているようですが、でも今はもう使われていないみたいです。







赤滝光線の浴室です。ハダカになると浴室内は寒いので、浴槽の蓋を外して早く湯に浸かりたいですが・・・。







あちち・・・っ! 薪で沸かしたての湯は熱湯状態で大変熱く、たぶんそのまま湯船に入れる方はまずいないと思われます。そこで源泉蛇口をひねって冷たい鉱泉水を注いでやるのですが、しかし、湯が適温になるまでちょっと時間がかかるんだよな。

なので、先に掛け湯をしてしまうと、湯の温度が下がるまでの待ち時間で身体が冷えて切って最悪風邪を引いちゃうかもですよ〜。







ふぅ〜、熱い赤滝鉱泉の湯が寝起きの身体に心地よく染み渡るぜぇ。今日は自宅に帰還するだけでこれといった予定もありません。なので宿の出発時間を気にすることなく、旅の疲れを癒すべくのんびり心ゆくまで朝風呂を楽しんじゃいます。







風呂から出て部屋に戻ると朝食の膳が運ばれていました。風呂上りのぬくぬくな状態で待つことなく朝メシが食べられる幸せなことよ。グッドタイミングです!







そしてもちろんお茶セットも新しいものに交換されていました。おもてなしのできる宿とできない宿では、このようなところに心遣いの差が出てくるものですが、さりげなく出されたお茶請けの梅干も心憎い限り!







うひょ〜っ、これは美味そうな朝メシだぜぇ! 品数豊富でもちろん全て女将さん手作りの出来立てホヤホヤ。これぞ日本の朝食で、かなり手間がかかっていますが、赤滝鉱泉のこの日の朝食メニューは以下の通り。

焼きサバ、ローストビーフのピーマン炒めとリンゴ添え
ゴボウとニンジンのキンピラ炒め、温泉卵、ワカメと豆腐の味噌汁、お新香
味付け海苔、白いご飯、ヨーグルト







うわぉ、朝からなんて贅沢なっ! 口どけ柔らかな赤身の肉の旨さがたまらない「ローストビーフ」じゃやないですか! 地元野菜のシャキシャキなピーマン炒めは歯応えも良く、ウサギさん剥きのリンゴは美味しいと評判の地元「矢板産」だな!







日本人の朝食には欠かせぬ「ワカメと豆腐の味噌汁」ですが、おぉ、熱い味噌汁が五臓六腑に染み渡るぜぇ。なんだかホットとする美味しさでしたが、旨い味噌汁と美味しい白いご飯があれば他にはなにも要らないやい!







そしてなんと言っても最高に美味しかったのが炊き立ての白いご飯! 矢板市のブランド米「たかは米」なのかどうかは知りませんが、とにかくムチモチぃとしたねばり気があって美味しいお米でした! お櫃でお代わりをしましたが、あはは、白いご飯ばかり食べて逆におかずが余ってしまって困っちゃいました。







テレビを見ながら温いこたつでゆっくりといただく赤滝鉱泉の朝食。量もたっぷりあって食べ終わる頃には結構満腹で動けなくなっちゃいました。







ちょうどテレ東で韓流ドラマ「ポッサム」をやっていました。韓流歴史ドラマではお約束の李氏朝鮮王朝の政争ものでしたが、韓流ドラマは2003(平成15)年に放送され、アニメ化もされていた「チャングムの誓い」の方が面白かったな〜。







朝食を済ませ、その後ゆっくりとしてからお世話になった赤滝鉱泉を出発。宿泊料金はあの食事のボリュームでなんと7700円!

プラス入湯税100円、ビール1本600円で合計8400円でしたが、値段ばかりクソ高いくせに布団の上げ下げはさせるわ、お茶は出さねーわ、食事は手抜きで最低といった残念な宿も結構ある中で赤滝鉱泉はまさに大当たり! 昔ながらの建物や、湯の良さ、食事のうまさ、静かな環境、明るい女将さんの人柄等々どれも最高っす!

というわけでのんびり宿を出発して最寄りの高速入口の東北道「矢板IC」に向かって県56を進んでいきますが、あちゃ〜、目の前には栃木県警のお巡りさんが! しかも軽パトと原チャの2台コンビで・・・。まあ、別に急いでいるわけでもないので制限速度きっかりでもいいけどさ。







ちなみに赤滝鉱泉のある矢板市は知る人ぞ知る温泉密集地帯です。せっかくなので高速に乗る前に温泉を数カ所梯子することにしましたが、まずはJR宇都宮線「矢板駅」の南西2kmほどところに湧く矢板市の「城の湯」に立ち寄りました。

矢板市にある温泉を総称して「矢板温泉」といいますが、城の湯の入浴料は500円。ナトリウム-塩化物硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)の温泉には内湯と露天があって、昼寝可能な休憩所と食事処があるため利用価値は高く、そして温泉に併設されている「食事処城の湯」で発見したのがインパクトあるこのラーメン。

矢板市の観光名所である「おしらじの滝」をイメージした「おしらじ塩冷やし麺(880円)」ですが、ここまで青いラーメンを食べられるのは全国広しといえどもここくらいかな。ラーメンマニアを自称する方ならば一度は食べておくべきラーメンですが、ラーメン以外にも「おしらじブルーぱぁふぇ(580円)」があるのでそちらもぜひ!

ただし、このブルーなラーメンは季節限定であったような気がします。味も普通の塩ラーメンだったような気がしますが、しかし、やたら青過ぎ!







城の湯で温泉に浸かったら、次はお隣のさくら市(旧喜連川町)に移動して那賀川支流の荒川の岸辺に湧く「喜連川温泉市営もとゆ温泉第1温泉浴場」に立ち寄りました。

まだ幼かった頃、あの悪名高き「磯村建設」みたいな某不動産会社が電車の車内広告で温泉付き別荘の広告をやたら打っていたのを思い出しましたが、その喜連川温泉です。ただし、1981(昭和51)年に湧出した硫黄、塩分、鉄分を多く含む弱アルカリ性の温泉の良さは本物。そんな温泉がここでは500円で楽しめるんだよな。

ですが、最寄りのJR宇都宮線「氏家駅」からは8kmほど離れているので、公共交通機関利用だとかなり不便な温泉ですが、エンジン付きなら矢板ICから片道10kmくらいなので、機会があれば立ち寄っておくのもいいと思います。







喜連川温泉市営もとゆ温泉第1温泉浴場で一風呂浴びたら今度こそ本当に東北道矢板ICに向かいますが、インターそばの「ローソン矢板片岡点」にピットイン。城の湯、喜連川温泉と梯子湯したので少々湯当たり気味。喉が乾いて仕方なかったのでローソンのマチカフェでコーヒーブレイクと洒落込んでおきました。







矢板ICから東北道に乗ったら100キロ巡航で左車線をのんびりと東京方面に進んでいきますが、「上河内SA」で本日最初の給油。昨日、福島県南会津町の会津田島で給油して以来でしたが、ハイオクL / 198円で2.94L(582円)入りました。







続いておよそ53キロ先の「佐野SA」で2回目の給油。なお、佐野SAではなくて次の蓮田SAで給油しても良かったのですが、上河内SA〜蓮田SA間の距離はおよそ93キロ。いくら航続距離が短いWRでもガス欠するような距離ではないですが、念のためここで給油しておいたんだよな。

なお、具体的な給油量と給油価格についてはレシート紛失につき不明です。超大雑把ですが、400円くらいだったかな。







佐野SAを出発したら東北道最後のサービスエリア「蓮田SA」で給油します。佐野SA〜蓮田SA間は40キロほどしか離れていませんでしたが、蓮田SAを過ぎると自宅最寄りのインターを降りるまで給油はできなないのでしっかりと入れておきます。

なお、具体的な給油量と給油価格についてはレシート紛失につき不明です。全然入らなかったのを覚えていますが、だいたい300円くらいだったかなぁ。







その後、東北道「浦和本戦料金所」で2800円を支払ったらそのまま首都高速に入り、続いて「川口本線料金所」で1590円を支払い、高速川口線→高速中央環状線→高速6号向島線と乗り継いで「駒形PA」にピットイン。

駒形PAは自販機とトイレくらいしかないミニサイズの小さなパーキングですが、ここは東北、常磐道方面から帰還する際には必ず立ち寄るお約束の場所。そして訪れたさいには「俺専用」の定位置にしているのがこの地点。というわけで、俺専用にしているいつもの場所で缶コーヒーを飲んでしばし休憩しておきました。







駒形PAを出発したら高速6号向島線→高速都心新環状線→高速11号台場線→高速湾岸線と進み、「大黒PA」に立ち寄って最後の休憩です。

大黒PAのいつもの俺専用スペースにWRを止めて、行き交うバイクや車を眺めながら缶コーヒー片手に旅の余韻に浸りながらしばしボ〜ッと過ごしますが、その後、自宅最寄りのインターに向って大黒PAを出発。午後3時少し前に自宅に無事帰還して、楽しかった秋の「東北縦断紅葉林道探索」はこれで終了となりました。

                 〜 おわり 〜

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