熊伏林道 / Kumabushi 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2015.04.29 / No.N-047 
 [ 所在地 ]飯田市 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ]兵越林道 [ 分岐林道 ]-
 見かけ的には楽しめそうだが、後半の落石ラッシュで進める距離は短いピストン支線

越峠(1165m)を越えて飯田市から浜松市とをつなぐ兵越林道。長野県と静岡県との県境の青崩峠(1082.6m)が未開通なR152号線の代替ルートとして知られる全線舗装の林道ですが、熊伏林道は長野県側の峠手前にその入口(手前が兵越峠方向)があります。兵越林道はこれまでに越県の際には何度も通行していますが、今回はその支線林道を探索してみようというわけです。なお、即ダート状態で開始する入口には杭タイプの林道標が立っていますが、現在(2015.4.30時点)はほぼ判読不可能状態となっていました。
道とはいいながらも、一般車の行き交う面白味のない兵越林道から逃げるようにして熊伏林道のダートに乗り込みます。すると、すぐに何もない広場が現れて、その先の樹林の奥へとダートが続いているのが確認できました。静寂な雰囲気といい、その先のダートの様子といい、なんだかとてもいい感じです。
のに、樹林を抜けて少し進むとこのような汚い粗大ゴミが・・・。なんだろう、これ? 人目につきにくい林道で発生する負の現象ですが、持ち主さん、早く撤去するように!
い廃車を過ぎると、そこを境として熊伏林道のダートは険しい様相を見せてきます。路面は斜面を突貫的に切り崩しただけの粗末な状態であり、岩屑の散乱でガタガタでした。貧弱な路肩で幅員もかなり狭まった状況です。
ちたらニ度と林道復帰できそうにもない急峻な斜面沿に沿ってダートは続きます。申し訳程度にガードレールの設置された区間もありましたが、ご覧の通り、巨大な落石に直撃されて千切れ千切れな状態に・・・。
の後も斜面にへばりついて水平コースにて続いていた熊伏林道のダート。標高1100mの等高線をなぞって延びていますが、これだけの高所にありながら景観的なものは全く望めません。右手は落ち込むような斜面ですが、樹林が視界を遮っています。
うげぇ!」望める景観もないままに黙々と前進していきますが、やがて落石地点に遭遇! 落石としての規模は大したこともなさそうですが、散乱しているのは一抱えほどもある岩石ばかり。しかも敷き詰めるような状態で。さらに悪いことに頑張ってここを越えてみても、その先に次の落石箇所が控えていましたよ。というわけでここは素直に撤退を決意、熊伏林道の探索はここまでとしておきました。所詮、頑張ってみてもピストンだし・・・。
→探索終了!
→現場を眺める!
→その先の様子を眺める!
→振り返る!
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