探索日 2008.05.04
No.N-002

鈴川線 ■村上市(旧朝日村) ■半ダート ■接続→元屋敷線
■高根地区地先の鈴川線との二股地点より山中へと延びる

 峻険な危うい断崖ダートをたどった先に現れる「滝」の眺めは大迫力!  

 ↓鈴川線最大の見せ場の「鈴ヶ滝」真横地点です。林道沿いに滝を見ることは
 多々ありますが、その迫力はトップクラス! ぜひ訪れておきたい1本です。


……こんな感じ……
■二股分岐で元屋敷線と起点を同じくする完抜半ダート。起点から進むと地図上では鈴川線→作業道→藤倉線と乗り継いで周回できるように記されているが、藤倉線にてゲート封鎖されているらしく、事実上のピストン状態になっていると思われる。途中には日本の滝100選の「鈴ヶ滝」があるため、地形的には相当に険しい断崖地帯を行くコースになってはいるが、路面状態は悪くはない。観光シーズンには多数の車が入り込むと思われるが、それも滝の手前の駐車場まで。その先には滝の真横を抜ける断崖区間があって、そこが鈴川線随一の見せ場になっている。残念ながら探索時には残雪によりその先には前進できなかったが、機会があれば再探策してみたい1本だ。

■元屋敷線(左手)との接続地点にもなっている鈴川線の起点(右手)です。手持ちの県別○ップルによれば、ここより山中を巡って周回できるように記されており、起点に設置されている看板にも鈴川線は途中より「林道」から「作業道」となって藤倉線(ワイヤーゲート有り)に接続、そのまま周回してここから県205号線よりの下手につながっているようでした。ただし、路面状態やゲートの有無で、実際に周回できるか否かは別の話ですけどね。それ以前に、残雪によって行く手を遮られる可能性の方が大ですが、まあ、行けるところまで突入してみます。
→案内板を眺める!
■元屋敷線との二股地点の起点から鈴川線のダートを進みますが、しばらくはフラットなコースが続きます。ちなみに、この鈴川線の起点には3種類の案内板が設置されており、看板によっては「鈴川鈴谷線」、もしくは「鈴川線」と記されていました。ややこしいので、当サイトでは正式名を鈴川線としておきます。
■鈴川線に入線してしばらくすると、左手に鈴川の深い渓谷の谷間が寄り添ってきました。ここはまさに断崖状態ですが、路肩にはガードレールが設置されているので、転落することもまずないと思います。ただし、冬季にはそのワイヤーが外されてしまうらしく、ガードレールはそこに有って無いような状態ですけど。
→渓谷を眺める!
■谷間に沿った峻険なコースの割には、ダート路面は至ってまともな状態で走りやすくなっていました。この先には観光名所である「鈴滝」があるため、定期的な整備がなされているのでしょう。そのせいか、観光セダンなんかが入ってくるので、意外と車の通行はあるみたいです。
■ダート沿いに流れるの鈴川の渓谷には、支流である小さな沢が無数に流れ込んでいました。その都度、鈴川線は小さなコンクリ橋で跨ぎます。
→沢を眺める!
■残雪出現ッ! 路肩の斜面に雪の塊がてんこ盛りで残っています。でも幸いなことにその大半が溶けており、通行に支障は全くありません。なお、残雪がぶ厚く残っていることや、左手路肩の崖斜面がコンクリで修復されていることから察するに、ここは冬季の雪崩や積雪で路面が崩落しやすい場所にでもなっているようです。
■スリル溢れる険しい断崖状の谷間の崖っぷちをダートに沿って前進します。所々でこのような鋭角なカーブが点在するので、手前から眺めると、いきなり道が途切れているようにも見えますが、近づいてみるとちゃんとダートは続いています。なお、前方には山肌にへばりつくような鈴川線のダートが見えています。
→山肌を眺める!
■「こんな場所にコンクリ舗装が…?!」鈴川線では山岳林道には付き物の崩落の発生もよくあるようで、この舗装はその修復跡といったところでしょう。全線ダートと思われた鈴川線ですが、こんな感じでコンクリ舗装区間が途中に1箇所のみ存在していました。
■ようやくコンクリ簡易舗装が途切れたと思ったら今度は倒木が発生していました。幸い路肩スペースが残されていたので全く問題はなかったですが、乗用車となると、そうはいかないようで、倒木地点の手前には数台の車が止めてあったっけ。これでこの先、車と出会う確率はゼロになりました。
■倒木地点を過ぎてさらに進みますが、相変わらず走りやすいゆるい登り坂のフラットなダートが続きます。ここにも沢の流れがありましたが、小さな滝状態になっていました。この付近では先ほどの倒木のせいで、車を降りて徒歩に切り替えた観光客が数組のグループでこの先の鈴ヶ滝を目指して歩いていました。
→滝を眺める!
■その後、しばらく走ってたどり着く「鈴ヶ滝」の案内板地点です。ここは車の回転や、駐車のできる小さな広場のようになっていますが、先述の倒木で路面が塞がれていたので、車は1台もいませんでした。この広場には滝への入口があって、滝見道を数分歩くと「小滝」を、さらに進むと「大滝」を眺められるようですが、ここは看板を眺めただけであっさりとパス。一服付けて案内板脇からさらに延びる鈴ヶ滝線ダートにそのまま突入です。
■鈴川線は、ここまでもなかなか険しいコースが続きますが、案内板地点から先はさらに険しさを増した断崖絶壁を行くコースになりました。左手へのコースアウトは即死亡につながりますが、林道的にはスリルがあってとても面白い区間です。でもこんな地点で車と出会ってしまったら、すれ違いがちょっと怖い…。
→滝を眺める!
■断崖上の細いダートを進むと右直角カーブがあり、その右手の谷間にせり出た岩場に小さな祠がありました。山の神様…? かどうかは分かりませんが、ここまで残雪や崩落に阻まれることもなく、うまい具合に進めたので、この先の探索の成果を祈りつつ先へと前進します。
→お参りする!
■急峻な絶壁の斜面に切り開かれたゴツゴツとしたダートを登坂しつつ進みます。この辺りが鈴川線のハイライトで、案内板にあった「鈴ヶ滝」を横側から遮るもの無く眺めることができました。物凄い滝の迫力を堪能できる絶景ポイントになっています。
→鈴ヶ滝を眺める!
■鈴ヶ滝を左手に眺めながら、ダートはその上流部に向かって回り込むように延びています。この地点はちょうど滝の真上に位置(最上段の画像参照)しており、すぐ脇を流れ落ちる滝の爆音が物凄くて、こりゃぁ、徒歩ででもやって来たくなるのは無理もない、といった感じの迫力さです。
→鈴ヶ滝上部を眺める!
■鈴ヶ滝を心ゆくまで堪能、さらに先へと前進しますが、無情にも行く手にはテンコ盛りの残雪が! 途中に残雪はほとんど無く、ここまで来たら周回はできなくても、あわよくば作業道入口までは行けると思っていたのに。祠での祈りは通じなかったようで、ここはどうあがいてみても引き返すしかないようです。む、無念…。
→諦める…
→引き返して元屋敷線に向かう!
→現場を眺める!
→振り返る!