西名栗林道 / Nishinaguri 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2008.09.14 / No.S-014 
 [ 所在地 ]飯能市(旧名栗村) [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ]広河原逆川林道 [ 分岐林道 ]炭谷入林道
 尾根筋を走るどこか荒々しい山岳ダート林道の雰囲気がたっぷりと!

近やたらと森林管理道との呼び方が増えてきましたが、つまるところは林業系の林道である西名栗林道の起点です。入口は大名栗林道を分岐する広河原逆川林道にあり、名栗湖方面から進むと大名栗線の分岐地点の少し手前の右手にあります。入口からダートを僅かに進んだ地点に「森林管理道西名栗線」と記された簡易的な標識が一応的な形で設置されています。
→ 起点の様子を眺める!
点からダートを進むと軽いアップダウンが続きます。路面はフラットな目の細かな砂利質でとても走りやすく、四輪や二輪のタイヤ跡が無数に付けられていました。なお、この西名栗線はその先で延長工事が行われているため、途中に簡易的なゲートが2箇所ありますが、それはそれとしてとりあえず進んでみます。
れいに枝打ちされた杉山の斜面に沿って軽く蛇行しつつ前進します。幅員も広く、ガードレールも設置されていてなかなか手入れの行き届いた感じですが、ここまでのところはまだ眺望的なものはありません。
の後しばらく走ると、右手の杉の木立が途切れがちとなり、区間的に見晴らしが開けてきます。ここはかなり急峻な山肌に林道を開設したらしく、場所によっては路肩脇は断崖状態になっていました。少しずつ山岳林道らしい雰囲気が漂い始めます。
→ 振り返る!
しい山の斜面に沿って延びている西名栗林道ですが、山肌のシワをなぞるようにクネクネとカーブの連続かと思いきや、このようなストレート区間もあります。路面はフラットで見通しも良く、空も開けて開放的。天候に恵まれれば爽快感抜群な極上区間といえるでしょう。
ートは基本的には山肌の等高線に沿って平坦的に開設されたらしく、そのため傾斜のキツイ山肌では幅員スペースを得るために強引に切り崩された斜面が断崖状となっている地点もありました。山岳林道ではよくある光景で、通常、このような場所所では落石が路面に散乱していたりするものですが、ここではそういう荒れもないようです。今のところはですけど。
肌にへばりつくように延びているダートですが、その後、山の地形に沿って大きく迂回している行く手の道筋が見えている区間が現れました。山岳林道ではよくある光景ですが、視界を遮る物もなくとても爽快な気分です。
→ 路肩から眺める!
ぉ、ここにも極上ストレート区間が! 山肌を大きく回り込んで、先ほど谷向かいに見えていた地点にやってきました。見通しは良好、空も明るく開けて爽快さ抜群のダート冥利に尽きる良い雰囲気です。同じ山岳林道でも原生林真っただ中を行く森林浴ダートも良いですが、どこか荒々しく無骨なこういうダートもタマりません!
、極上ダートを進んだ先にあるのがこれ。ちなみに、ここは無理に強行○破しなくても、この先で分岐している炭焼入林道経由で県37号線側からやって来れば、 遮られることなく簡易ゲートの反対側に来ることはできますが、相当なロスタイムが・・・。
くに峠のようになっているわけではないですが、先述の簡易ゲート辺りから今度は下り坂が始まります。と同時に急カーブが部分的に現れ始め、このような切り通し地点の急カーブでは、路面と切り通しの岩肌の色が同様なため、遠目に眺めると、一瞬、ここダートが途切れているのかと勘違いしてしまうかも。近づくとダートはちゃんと続いているんですけどね。
た目以上に急な下り坂が連続します。簡易ゲート付近までは尾根筋を走っていましたが、下るにつれて山の尾根を見上げるようになり、ガンガンに山を下っていることが分かります。山肌の崩落の危険性が大きいのか、コンクリブロック強化された法面区間が続きました。
→ うげぇッ?!
り坂区間は、それまでと比べるとやや路面が荒れた感じです。ダートは砂礫っぽく、クレバスが発生していたりしました。あまり勢い良く走るとタイヤを取られてしまうかもしれませんが、ゆっくり下っていけばほとんど問題ないでしょう。
→ 探索中止!
→ さらに西名栗林道を進む!
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