柏木入林道 / Kashiwagiiri

林道探索の書　〜今日もどこかで林道ざんまい〜　 探索日 2020.08.20 / No.S-030

［ 所在地 ］飯能市（旧名栗村）　［ 状態 ］ピストンダート　［ 接続林道 ］-　［ 分岐林道 ］-

沢筋ダートが楽しめそうな雰囲気だが大規模な土砂崩れで林道は前進不可な分断状態に･･･

	旧名栗村（現飯能市）の県53号線を名栗湖の入口から正丸峠方向に３キロほど進んだ上名栗「柏木」地区にある柏木入林道の入口です。具体的な場所は、入間川を右岸に渡る国際興業バス「柏木橋バス停」たもとの橋を渡って柏木地区の家並みを抜けた先の地点ですが、そこに林道標は設置されていません。よって正確な起点の位置と、林道名が現地確認できないという大変よろしくない状況になっています。 → 路肩を眺める！
	ちなみに柏木入林道入口で振り返るとこんな感じ。すぐ背後には入間川右岸の柏木集落の家並みが見えており、最奥の民家の前までは路面も舗装されているんですね。そして民家が途絶えた地点から路面はダート化して入間川支流の小さな沢伝いに山中へと分け入っていくコースになっています。県道から橋を渡って入間川右岸に渡らなければならず、また、林道標も設置されていないので、一見さんが柏木入林道に気づくことは限りなく難しいかと･･･。
	柏木集落の先から開始するダートに入線すると、すぐに「柏木入」の流れが左手に寄り添ってきます。路肩は落ち込む崖になっているので、林道からは柏木入の渓流がよく見えていましたが、ここではそれよりも遥かに嬉しい重要なとある物を発見！ → 柏木入を眺める！ → 路肩を調べる！
	柏木入の渓流を眺めて「林道の証」もめでたく発見。まんざら悪くもない展開で柏木入林道を進んでいくと、今度は明るく開けた広場のような地点に差しかかりました。その先には柏木入の谷間に沿ってさらに続くガレのないフラットな林道の道筋が見えており、上空には夏の青空が広がって気分も爽快！　気分上々でさらにダートを進んでいくと･･･。
	「えぇ？！」柏木入の沢筋を左に眺めながらご機嫌でダートを進んでいきますが、唐突に通行止めのバリケードが現れてしまい、すぐその先にまさかの土砂崩れが！　行く手には奥武蔵の山々が緑もきれいに見えていて、いよいよここからだというのになんてこった。これも毎年のように列島各地を襲いまくる50年に一度の集中豪雨のせいなのかなぁ･･･。 → 探索終了！ → バリケードを眺める！ → 現場を眺める！ → 振り返る！

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