横沢・小机林道 / Yokosawa-kozukue 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2007.12.02 / No.TO-001 
 [ 所在地 ]あきる野市 [ 状態 ]完抜けダート [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 ゴツゴツ路面で峠越え、このエリアでは貴重な完抜けダート林道

きる野市JR武蔵五日市駅郊外にある横沢・小机林道の入口です。よくもまあ、こんな市街地のすぐそばにダートが生き残っていたものだと感心しますが、それもそのはず、沿道一帯は「横沢入」里山保全地区に指定されており、いわば、自然公園になっているからみたいです。そのため、林道入口には柵があってには普通車以上の車は進入が規制されていました。ここ、軽でも車幅的に難しそうですけど・・・。
→周囲を調べる!
道標のある起点からダートを進みます。 探索時はもう12月だというのに、紅葉がここぞとばかりに真っ盛り。すぐそばに市街地があるとは思えない良い雰囲気です。徒歩で風景撮影しているアマチュアカメラマンの方もちらほらと見かけました。ダート路面は砂利質ですが、車両が入ってこないためか、つぶてが大きく、ややゴツゴツとした感じです。
点から突入して山間の谷間を少し進むと、登り坂が始まりました。ここからスギ林の山林へと進んで行くみたいです。山林内は暗い雰囲気でしたが、それでもダートの行く先がどんな感じになっているのか楽しみです。
や薄暗い雰囲気でしたが、きれいな森の中を緩く登坂してダートが続いています。路面は先程も述べた通りの砂利質ですが、固く踏みしめられたせいか、石畳状態になっていました。まだ朝早いためか、散策者もおらず、この時季はやはり非常に寒いです。
だらかな登り坂ストレートを進むと、ダートは右手にカーブしますが、この区間は路肩がちょっとした断崖になっています。ガードレールもないので、うっかり崖落ちが心配ですが、対向車が来ないことを祈って路面中央を走っていれば、まあ大丈夫でしょう。
崖地点を過ぎてさらに前進します。進むほどに勾配角度が増してきたようで、路面様態もややラフな感じになってきました。くどいようですが、尻にゴツゴツ感を感じまくりです。周囲には特に視界がきかないので、ここは淡々と進むのみですね。
坂路もその絶頂に達したのか、ここに来て切り返しのS字急勾配が現れました。思った以上の勾配角度で、喘ぐように登坂して進みます。路肩は相変わらずの崖状態になっているので下りの場合は注意して下さい。
→路肩を眺める!
り返しのS字を登り切ると、ちょっとした広場に行き着きました。どうやら、ここが峠になっているようで、その広場の右端から今度は下り坂が始まっています。付近には案内板やハイキング登山道の入口なんかがありました。峠とはいっても、ここは特に眺望などがきくわけでもないので、早々に先へと進みます。
→案内板を読む!
ラダラ坂が続きます。先ほどの峠の広場を境に雰囲気が変わったようで、下り区間は何となく路肩まで木々や藪が迫った、やや閉鎖的な感じがしました。例の保全地域というのもエリア的にどうも先ほどの峠の広場辺りまでとなっており、周囲の視界はきかないし、途中には見るべきものもないので、ここは自然とハイスピード気味になってきます。
んとなく惰性的に坂道を下って進むと、やがて前方の左カーブの先に建物が見えてきました。それは老人ホームらしいですが、この地点でダートはようやく森を抜け出します。普通ならここでパッと雰囲気的に明るくなるところですが、駐車場の空き地の脇や、老人ホームの裏手を未舗装の裏道っぽいどことなく暗い雰囲気で抜けています。ちなみに、この少し先には車止めの柵があったと思います。
がて右手に空き地のような砂利駐車場の入口が現れ、前方に2車線舗装の都31号線に突き当たると、この地点が横沢・小机林道の終点になっています。ここには林道標も設置されており、当林道の存在を知っていれば都道からでも見つけられますが、知らない場合は全く気付かずに素通りしてしまい可能性が大かもしれません。
→探索終了!
→振り返る!
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