探索日 2010.03.21
No.TO-055

中峰平線 ■檜原村 ■接続→浅間線
■浅間線から分岐して山中に延びる

 所詮は舗装林道ながらも行く手を塞ぐ倒木によってまさかの撤退…  

 ↓山深い山中の植林地帯に延びる舗装林道です。高所に位置しているため、雰
 囲気的には明るいですが、ただそれだけの存在といえるでしょう。


……こんな感じ……
■浅間線から分岐しているピストン林道。都道205号線本宿地区から浅間線の舗装路を登り詰めて進むと、終点の手前500mほどの地点に入口がある。スギの植林された山肌を尾根筋に延びているが、路面は残念ながらフル舗装状態に。雰囲気的には悪くもないが、アスファルトの路面には枝打ちされた樹木の小枝が散乱しているのみで、わざわざ入線してみても林道探索的には得るものはほとんど無いだろう。探索時には倒木に阻まれて全線走破は叶わなかったが、所詮は舗装林道であり延長距離的にもさしたる長さはない。檜原村の山深さを実感することはできるのもの、付近一帯の林道をしらみつぶしに、というのでなければ、ここはパスしておくのが正解かも。

■檜原村役場付近から峠の茶屋を目指して全線舗装で延びる浅間線にある中峰平線の入口です。本線である浅間線が味気ないフル舗装林道であるため、その入口を目にした者は必ずや「こいつはもしかして?!」と、その先に待ち構えているかもしれない未舗装路を期待してしまうことでしょう。というわけで、さっそく中峰平線へと突入してみることに!
■そして密かな期待は入線早々にして早くも打ち砕かれてしまうことに。その先に延びていたのはこのようなアスファルトでした。標高の高い尾根筋に延びる林道であるだけに、ここがもしもダートであったならば、それなりに楽しめたかもしれないのにねぇ…。
■その後、さらに進んでみますが、中峰平線にはやっぱり未舗装区間はないみたい。でもここでは林道探索している四輪と出会ったな。すれ違い様にいきなり話しかけられましたが、車の主は林道探索で興奮している「忠告おじさん」であった模様。「この先に倒木があって通れないよ」とのことでしたが、あまり気のない受け応えをしたらかなりムッとしたようでした。まあ、もう少し話に乗ってあげてもよかったかなとも思いましたが、林道ならば倒木くらいあるでしょう。こちらから聞いたわけでもないのにやたらアドバイスされても人は感謝したりしませんよ。「だから?」と思うのが正直なところ。林道ではごく稀にその手のアドバイス好きな「四輪忠告おじさん」に遭遇することも…。
→道すがらの景色を眺める!
■そしてその先にはやはり倒木がありました。所詮ここは舗装林道なので突破しようという気にもなれず、潔く撤退することにしておきましたが、当然ながらも結果としては四輪忠告おじさんの言葉通りになったという事実に無性に腹が立ってきましたよ。林道探索は基本的には自分の目で確かめてこそ、その楽しみが味わえるというもの。大人気ないとは思いつつも、「ちぃッ、オッサン、よけいなアドバイスをしやがって…」と息巻いて中峰平線の探索は終了!
→探索終了!
→引き返して浅間線に向かう!
→振り返る!