進行方向側から振り返ってみるとこんな状態・・・。
ボロいだけのみならず、
今にも倒壊しそうな状態がかなり怖い廃墟でした。

バブル期の別荘ブームへの憧れだけでジメジメとした山林内のこんな立地を選ぶなど、
わけのわからない建て方をしたことに加え、
現実性を無視した見た目だけのでたらめな設計と手入れの悪さが致命的・・・。
その結果、片っ端から傷みが生じて雪だるま式に増加する管理維持費と修繕費、そして負担となり続ける借地更新料。
おそらくバブル期に建てた時は数千万円を軽く超えたと思われますが、
その後は数百万円で投げ売りするも、
それでも買い手が付かず今は廃墟となってこの有様。

とまあ、そんなよくある別荘ストーリーを想像してみたりしますが、
現実は意外とそんなものだったりして・・・。

→立ち去る・・・