さらに進むと二股分岐が現れます。ここは西股川林道との分岐ですが、反対側(前方左手が今来た本道)から眺めると田代相馬林道の方が分岐しているように見えてしまいます。本道沿いに進むにはそのまま直進する形となります。地図によっては、本道沿いに流れる東股川に合流する西股川が記載されていますが、西股川線はその川沿いに延びています。
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西股川林道の分岐を過ぎると路面状態がそれまでと比べて抜群によくなりました。道幅も広く、引き締まった砂利ダートはいたって走りやすく、なかなかハイペースで進めます。おそらく、西又川方面へ向かう工事車両の通り道になっているのでしょう。緩やかなカーブを描きつつ、直線的にダートは延びています。 | |
快適ダートを進んでいくと左手に斜面を登っていく分岐ダートがありました。おそらくピストンだと思われますが、どこへ向かっているのかは不明です。ダート路面は立派ではありますが、周囲はやはり鬱蒼とした山中で、人家などはまだ見えてきません。この区間ではこれまでの悪路でストレスが溜まっていたせいか、自然とハイペースで進みます。走行中に後ろを振り返ると路面の砂ボコリが酷いことになっていました。 | |
しばらく進むと右手に東股川の流れが寄り添ってきました。ダートは川沿いに緩く蛇行を繰り返しながら延びています。そろそろ終点だと思われますが、カーブを曲がるたびにその先があってなかなか終点にたどり着きません。 | |
東股川沿いをしばらく進むといきなりダートが途切れて舗装路が始まりますが、長かった田代相馬線もどうやらここが終点のようです。路肩を眺めると丸いバス停のような「相馬林道起点」の林道標が立てられています。所要時間は撮影しながらゆっくりと走破したため、2時間42分27秒でしたが、 通常ならば1時間30分弱といったところでしょうか。秋田県の大摩当林道から一般道経由で田代相馬林道へと乗り継ぎに向かう場合や、支線林道の探索も行うのなら、かなりの時間的余裕を持ってコース計画をした方がいいでしょう。山中で日暮れ、なんてゾッとしませんからね。
→ 探索終了! |
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