姫ヶ岳林道開始地点となる橋から眺めた阿仁川上流方向の眺めです。
穏やかにそしてゆったりとした流れの阿仁川ですが、
その源は北秋田市南部の仙北市との境に位置する椈森(ぶなもり / 1015.6m)を水源とする打当川。
その打当川が比立内川と合流して阿仁川となり、
下流で小又川や小阿仁川を合わせて米代川に合流しています。
かつては能代から遡る米代川水系の一部として舟運が盛んな川だったらしいですが、
明治38(1905)年の奥羽本線の全線開通によって物資運搬や内陸交通としての舟運は廃れてしまい、
現在はご覧の通り釣り師が糸を垂れるのみ・・・。
舟運や川港で賑わった遠い昔の出来事などまるでなかったかのように、
なにも語らず今も流れ続ける阿仁川です。

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