太郎ヶ台林道 / Tarogadai 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
太郎ヶ台林道 [1] [2]
の後も太郎ヶ台林道のワダチダートをたどって進んでいきますが、やがて左右に延びる舗装路に突き当たります。道標や林道標などは設置されておらず、ここは進むべき方向にかなり迷う地点。結果から述べると太郎ヶ台林道は左折側になおも続き、最終的には県312号線そばの「桂坂」地区まで延びているそうですが、探索時にはここで右折。そのまま大沢川の渓流沿いに下って「上小国」へと向かうことにしておきました。
き続き太郎ヶ台林道区間となっているT字路の左折方向。細い舗装路が緩く登って続いていますが、林道起点からここまで全コースの3分1ほどでしょうか。このようにしてなおも太郎ヶ台林道は続くのですが、探索時にはこちらに向かわずに右折した理由はいたって簡単なこと。うかつにも勘違いしてしまい、右折側が太郎ヶ台林道だと思ってしまったんですよね。というわけで太郎ヶ台林道の探索は厳密にはここ、途中地点で終了。未探索となったT字路〜終点までの区間は、またの機会の宿題にでもしておきます。
う一方のT字路の右折方向です。古い情報ではこちら側を太郎ヶ台林道終点方向として紹介されていたりもしますが、現状はそうではないので注意して下さい。ただし、現在の太郎ヶ台林道は徐々に延長開設されたらしいので、本来の元々の林道区間はここまでなのかもしれません。でも悔し紛れでそれを言ったところで意味はないんだよなぁ・・・。
索時には太郎ヶ台林道だと思い込んでしまったT字路の右折方向は、大沢川の流れに沿って上小国へと下っていくコース。ここは太郎ヶ台林道ではないですが、やがて鋪装が途切れて渓流ダートが開始するので、そのままついでに紹介しておきます。
沢川伝いに上小国地区へと下るダート。路面は固く締まっていますが、若干ガタガタな普通の沢沿い林道といった感じです。もしも自分が由利本荘市の林道担当者であれば、それこそ沢の名をとって「大沢川林道」とでも命名しちゃうのにな〜。
らに大沢川の流れに沿って下っていくと、やがて森が途切れて前方が明るく開けます。この状況から下小国の集落へと近づいてきたことが分かりますが、一向に太郎ヶ台林道の終点を示す林道標が現れないことに「なんか変だな?」と思い始めてきます。
して林道標を見かけぬままたどり着いたのが上小国地区の「大澤神社」の鳥居の脇。天照大御神、日本武命、大山祇命を祭神とする神社だそうで、鳥居の周りには神社特有の厳かで静かな雰囲気が漂っています。林道の終点や入口がある場所としては、なんとなく不釣り合いな感じであり、瞬間的に道間違いをしでかしたことを悟ってしまいました。
からずも行き着いた大澤神社で振り返るとこんな感じ。付近のどこを探しても太郎ヶ台林道の林道標の姿はありません。ここで完全に道間違いを認識しますが、探索当日は関東から東北へと向かって徹夜で東関道〜圏央道〜常磐道〜磐越道〜東北道〜山形道を駆け抜けた翌朝からのハードな探索スケジュール。以前、徹夜明けの林道探索中に居眠り運転でバイクごと田圃落ちした経験(本当)もあり、さすがに引き返すのはしんどかったため、「もうどうでもいいやい!」とそのまま太郎ヶ台林道の探索を放棄、本日の宿泊先である由利本荘市の山間の一軒宿「かすみ温泉」へと向かって探索は終了したんですね。まあ、長いこと各地の林道探索をしていれば、たまにはこういう展開もあるってもんだぜぇ。
→ 探索終了!
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