千本杉沢林道 / Senbonsugisawa 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2018.08.12 / No.AK-071 
 [ 所在地 ]藤里町 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ]明星院林道 [ 分岐林道 ]-
 なす術のない猛烈な藪で拒まれてしまい、一歩も立ち入る隙のない極荒れ放置の支線林道

里町の山深い深山地帯に延びる滝の沢林道の支線である明星院林道を探索中に発見した千本杉沢林道の起点です。沢沿いの明星院林道の草深いダートを進んでいくと、作業道じみた左折分岐でそれは現れますが、よく眺めてみると路肩の藪に半ば埋もれた状態で杭タイプの林道標が設置されています。「えぇ、ここが林道?!」と思ってしまいますが、意外にも起点に存在していた林道標がそれを証明しています。
→ 林道標を眺める!
こが千本杉沢林道であることは判明しましたが、でも立ち入れるかどうかは別の話。ゲートやトラロープによる封鎖の処置はなされておらず自由通行状態ですが、行く手は気の滅入るよう藪が酷く繁茂しており、いきなり立ち入る気は起きない状況です。
いうわけでまずは徒歩による偵察が肝要。ぱっと見した感じでは、路面の土が僅かに見えているので物理的にはオフバイクで進める状況ですが、もう少し先まで確認しておかないと立ち入るべきか否かの判断はつきかねますね。林道標はちゃんと設置されているのに荒れまくったこの状況、その先で林道によろしくない事態が発生している予感がビンビンでした。
メだこりゃ。半ばダメ元でしばらく進んでその先を偵察してみましたが、やがて猛烈に繁茂する夏草の深い藪に覆われて地面の土も完全に見えなくなってしまいました。廃道化されたわけではないみたいですが、放置が続く千本杉沢林道のダートはとても進める状況では無かったです。閉鎖的な林道に立ち込めるムワッとした真夏の熱気は耐え難く、メジロアブの大群に追い立てられるようにして撤退を決意。WRで乗り込むことなく僅かな林道歩きだけで千本杉沢林道の探索は終了となりました。まあ、薄々ダメくさいと思っていましたが、やはり東北の荒れたピストンはいったん荒れると情け容赦ないなぁ・・・。
→ 探索終了!
→ 引き返して明星院林道に向かう!
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