そういうわけで、みちのく松蔭道を後にしてさらに続く方刈石林道を進みます。松蔭道の山道区間入口までは、極めて希ではあるものの、人の訪れることもあるようですが、ここから先については話は別みたい。一般の方がこの先へと立ち入る理由がないため、行く手のダートはこれまで以上に草深く、鬱蒼とした雰囲気が立ち込めていましたよ。 | |
今にも雑草に埋もれてしまいそうな心細いワダチダートが続きました。路面もガタガタで水が染み出て走りにくく、そしてなによりも両脇からプレッシャーをかけてくる薮じみた森の緑がなんとも言えないほどに強烈。おまけに少しでも立ち止まるとアブの猛攻を受けてしまいます。なお、その場では全く把握できませんでしたが、実はこのような場所の森の中を進んでいるところです。 | |
傾り石沢沿いに進んできましたが、いよいよ源流域近くまで登り詰めてきました。ダートの道筋はなおも続いていますが、もうほとんどここ最近車両が立ち入ったような気配がありません。路面は雑草にまみれてワダチ部分の土もほとんど見えていない状況に・・・。 | |
「おえぇ〜」前進するにつれて草深さが増してくるダートを慎重に進みますが、行く手にはヌタ場と化したこのような水溜まりが・・・。深さが知れないので中央突破は避けて脇の雑草地点を迂回してみたものの、実はそこも水がひたひたでびちゃびちゃ状態だったなぁ。 | |
「やっぱりここは難しいです。松蔭先生・・・」ヌチャヌチャな水溜まりを越えて雑草むしたダートを進みますが、やがてどいかんともし難い難所が現れてしまいました。すなわち傾り石沢の流れによる路面分断地点です。とりあえず現場の様子を眺めてみますが・・・。 | |
現場は頑張って直渡りしようにも滝のように流れ下る水勢が激し過ぎて、それもできかねる状況でした。元々、この先に道筋はなかったようにも見えますが、対岸の薮に埋もれたカーブミラーがそうでないことを物語っていますね。というわけで道筋はさらに続いていたものの、残念ながら方刈石林道の探索はここまで。う〜ん、津軽の林道、甘くはないなぁ・・・。
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