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津軽半島の十三湖のほとり、旧市浦村(現五所川原市)の長根山林道を探索中に発見した大長根山林道の起点です。長根山林道の途中、地面が土塊だって林業車両の回転ばもしくは土場のような広がりを見せる地点が現れますが、その片隅に林道標が立っていて、右折分岐でダートが右手の斜面をカーブしつつ、登り坂で開始していました。
→ 林道標を眺める!
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正面から眺めた大長根林道入口の様子。実はこの大長根山林道、本線である長根沢林道の道すがらに設置されている「土砂流出防備保安林看板」記載の地図によれば、途中で大導寺林道に接続し、大導寺林道経由で相内川林道へと通じる完抜けルートを形成しているとのこと。というわけで長根沢林道の探索帰りに立ち寄ってみた次第ですが、路面は雨で洗われたのか、車両の通行の証であるワダチもなくてフカフカに慣らされた状態でした。入口からしてあからさまに車両の通行が途絶えているような雰囲気が濃厚に漂っています。
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実際に通り抜けられるか否かを入口で心配して悩んでみても仕方ないので、起点から即開始している急カーブの勾配を駆け登っていざ大長根林道へと立ち入りますが、その先は予想通りの状態でした。いくばくも進まぬうちに行手が藪で閉ざされているのを確認、とてもまともに進める状況ではなかったです。路面に車両の通行の痕跡がなかったのはそのためか・・・。
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手持ちの県別地図はもちろん、地理院地図にもルートの記載がない大長根林道。延長距離も定かでない状況で藪漕ぎ似て突き進むだけのヤル気が起きるはずもなく、入選早々にして勇気ある撤退を決意しますが、これも近年列島各地を襲う集中豪雨の影響でしょうか? 林道のどこかで土砂崩れとか路面崩落などの災害が発生した結果だと思われます。
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というわけで虚しく長根山林道からの入口に戻って来ました。長根沢林道→大長根林道→大導寺林道→相内川林道と乗り継げれば、近道もできる上に未知なる林道の探索数も稼げたのですが、こればかりは仕方ありません。というわけで、徹底的な藪刈りと路面補修作業の実施が早急に望まれますが、それが行われない限り大長根沢林道の通り抜けは難しいかと・・・。
→ 探索終了!
→ 引き返して長根山林道に向かう!
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