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ここが音信山林道から分岐する泉谷林道の起点です。何の変哲のない田舎道の分岐といった感じで、異様に背の高い林道標がなければそれとは誰も思わないような雰囲気でした。あえて林道に興味の無い方にとっては、まず一生訪れる機会は無いと思われます。
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地味であり、これといった特徴の無い泉谷林道ですが、訪れた日は冬の晴れ間の青空が広がって、ただそれだけでいい気分でした。るんるん気分で順調に進みます。
ぐわしゃーーーーーーッ！！
「うぅ…！！」僅かに残っていた残雪でまさかの転倒です！ しかも、よりによって、半ば溶けかけたビショビショなシャーベットの上に…。 全線にわたって路面がびっしり凍結していたなら、それなりに警戒もするでしょうが、この日の泉谷林道の路面は、ほとんど乾いており、僅かに所々に残雪が残っていた程度でした。うかつにも凍結でなく、ただの溶けかけた雪だと侮ったのが裏目に出てしまったようです…。
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このところ連続する転倒で、なんだかボロボロになっていくジェベル…。もう今日は帰っちゃおうかな…、と弱気になりかけましたが、やっぱり気を取り直して先に進みます。沿道の周囲は、山中といっても杉林のような重い雰囲気ではなく、どちらかというと雑木林のような明るい感じの景色が続きます。緩やかな勾配で山腹を上り、山頂のサミットを越えてから再び下りに転じているコースの泉谷林道、眺望はほとんど無いですが、この地点ではちょっとした見晴らしが望めました。
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山頂のサミットを過ぎると、今度は下りに転じた道をダラダラとしばらく走ります。周囲の林が途切れて広々とした田圃が眼前に広がると、道はすぐにＴ字路に行き着きます。ただ標識がポツンと立っているだけの、周囲に何もない場所ですが、どうやらここが終点となっているようでした。
→探索終了！
→引き返して音信山林道に向かう！
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