探索日 2006.08.12
No.C-088

……こんな感じ…… ■Ｒ410号線付近から愛宕山の脇を抜けて白石峠方面へと至り、房総半島を横断する嶺岡林道シリーズでは太平洋側から数えて２番目の区間となる。ただし、２号線の終点と当１号線の起点は、その間に自衛隊専用区間を挟んで接続する形になっていて、厳密には接続していない。コース的には尾根伝いに軽くアップダウンを繰り返しつつ白石峠方面に抜ける一本調子。道筋は尾根伝いといっても周囲は森の樹木に囲まれているため、眺望はほとんどきかない。路面が舗装されていることもあり、やや単調気味だが、途中で支線を２本分岐。加えて「日本の棚田百選　大山千枚田」への入口があるので、立ち寄ってみると多少の気晴らしにはなるだろう。

	■ Ｒ410号線を横切って嶺岡中央２号線を引き継ぐ形で接続する嶺岡中央１号線方面への入口です。ただし、正確にはこの交差点より３キロは自衛隊専用道路（一般車通行可）になっており、そこより先の区間が地点が嶺岡中央１号線になっています。よって、林道標も３キロ先の地点に設置されていますが、ここでは便宜上、国道との交差地点から紹介することにします。
	■国道を横切った地転にある自衛隊専用道路入口です。とはいっても近隣住民の利便を考慮して一般開放されており、見た目的には一般道と何ら変わりません。それでも「航空自衛隊　峯岡山分屯隊」の専用道路を示す案内板が路肩に設置されています。 →案内板を眺める！
	■なだらかにカーブを描いて登り坂になっている自衛隊専用道路を進みます。所々で路肩の木々が切り開かれており、眺望のきく区間にもなっています。雰囲気的には普通の一般道ですね。 →景色を眺める！
	■その後しばらく坂道を登って進むと、ようやく嶺岡中央１号線の林道標が現れて起点にたどり着きました。ここから先が林道区間になるわけですが、そのすぐ手前には直進する分岐があり、どうやらここが航空自衛隊峯岡分屯隊の入口になっているようです。ただし、その先には厳重なゲートが！ →振り返る！ →ゲートを偵察！
	■林道標のある起点から本道を進みます。路面は舗装こそされてはいますが、路肩を酷い藪に囲まれた山の斜面とおぼしき地点を平坦ストレート（最上段画像を参照）が延びており、淡々とそこを進むとやがて「日本の棚田百選　大山千枚田」の標識が見えてきます。１号線本道は直進ですが、時間に余裕があるのなら右折して大山千枚田を眺めに行ってみるのもいいかもしれません。
	■千枚田との分岐を直進してしばらくすると、やがて左手に下っていく分岐が現れました。これは支線の西の谷大田代線で、 左折すると山裾に並行して走る県89号線へと抜けられます。 ちなみに当林道を地形的に眺めてみると、林道標の立つ起点付近に県内最高峰の愛宕山（408ｍ）があり、これは嶺岡中央２号線沿道近くに位置する浅間浅間（335.6ｍ）と共に「嶺岡中央林道」シリーズ全体を通じてのピーク地点になっており、これ以降は山の尾根筋に沿ってアップダウンしつつ走る感じです。なお、余談ですが、前方左手に見えている灰色の塊はタンクローリーのタンクで、なぜか以前からここにずっと放置されています。 →西の谷大田代線に突入！
	■西の谷大田代線の分岐を過ぎると、今度は大川線の分岐（ＸＲのリア側が進行方向です）が左手に現れます。ここもやはり全線舗装の支線ですが、下って進むと山裾の県89号線へと抜けられます。大川線は一時、路面崩壊につき通行止めになっていましたが、現在はどうなっているのでしょうか？　ま、通行止めでもほとんどダメージを受けることのないＥ級林道ではありますが…。 →大川線に突入！
	■その後、特にこれといった見所もなく、おまけに路面は舗装されているのでダラダラ気味に前進します。途中、右手の森の中へと延びる名無しダート分岐がありますが、その先には大したものはないので、ここはパスしても、突入してみてもどちらでもよいでしょう。
	■名無し分岐を過ぎて惰性気味に下り坂を下って行くと、コスモクラシッククラブ（ゴルフ場）の歓迎アーチが現れますが、その脇に林道標が設置されており、そこが嶺岡中央１号線の終点になっています。以上で１号線の探索は終了ですが、なお、続く嶺岡中央４号線の入口はアーチのあるＴ字路を左折して一般道を進んだ先にあり、厳密には接続しておらず分断された形になっています。 →探索終了！ →振り返る！ →嶺岡中央２号線方面に引き返す！ →嶺岡中央4号線方面に進む！