探索日 2006.09.30
No.C-108

……こんな感じ…… ■木更津市郊外ではあるが、沿道には民家はほとんどなく、その両脇を荒れ地のような藪に囲まれた淋しい雰囲気の漂うダート林道。特に前半のストレート区間では東北や北海道の直線林道を彷彿とさせる雰囲気が特徴的で、途中には若干の水溜まり跡のデコボコがあるものの、路面はしっかりと踏み固められたいたって走りやすい半砂利半土ダートになっている。車の往来は少ないが、それでも皆無というわけではなく、すれ違いざまの砂ぼこりは仕方がないといったところだろうか。

	■「鎌倉」シリーズ林道で唯一のダートが残る鎌倉２号線の入口です。木更津市郊外の平野部に位置するため、林道にはつきものの勾配などは皆無ですが、その沿道は荒野っぽい藪や雑木林に囲まれており、その淋しい雰囲気は山岳林道とは一味異なったしみじみとした味わいがあります。鎌倉２号線の起点は木更津市営霊園に接した地点にありますが、ここは木更津市市街方面から鎌倉１号線を抜けてアプローチするのがベストでしょう。鎌倉１号線の終点から道なりに進むと、まず迷うことなくこの地点にたどり着けます。 →起点を振り返る
	■フラットな踏み固められたダートが一直線に続いています。林道とはいえ、やはりここもぽ生活道路を兼ねているためか、非常に走りやすいですが、それでも路面には水溜まり跡の窪地などが発生しているので、注意しておきましょう。また、ここは晴れた日には乾燥した路面はタイヤがまきあげる砂ぼこりが酷いので、対向車や通行人と出会った場合には速度を控えるように心掛けてくださいね。
	■ひたすら続くダート直線ですが、途中には一軒家の民家もありました。沿道は荒れ地のような原野の深い深い藪に囲まれており、当然ながら眺望などはあるはずもなく、そこには淋しい雰囲気が漂っています。日が暮れてからのこういった道は、山中を走る山岳林道の夜道よりもある意味恐いような気がします。
	■ひたすら続くストレートを抜けた先にあるカーブを曲がると法眼禅寺の本堂が見えてきます。なかなか立派なお寺ですが、このお寺の周囲にはなぜか看板がやたらと掲げられているのが目に付きます。道筋にこれでもかと現れる看板ですが、そのワケはこのダートに関係しているとだけ言っておきましょう。 →付近を調べる
	■お寺を過ぎてさらに進むと、路肩左手の生け垣沿いに走ります。何も知らずに初めてここを訪れると、敷地が広いので「ここは公園かな」とも思いますが、実はこれ市営霊園のお墓です。ちなみに、千葉県では鴨川市の浜荻線も起点付近で霊園のすぐ横を通っていますが、あまりいい気持ちはしません。人里離れた山中などはなんてことありませんが、こういう場所は少々苦手です。ここはさっさと道なりに先へと進みます。
	■霊園の生け垣沿いに進み、しばらく進んで前方に十字路と林道標が現れると鎌倉２号線もここで終点です。ここを左折すれば県道23号線に、そのまま直進すれば鎌倉３号線に接続しています。県道側からアプローチする場合は、県道沿いの市営霊園の看板を目印にするといいでしょう。千葉県では貴重な、ほぼ全線がダートであるということを除けば、さほど特徴はありません。 →探索終了！ →鎌倉３号線に突入する！ →振り返る