黒田林道 / Kuroda 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2006.12.31・2008.01.06 / No.C-111 
 [ 所在地 ]木更津市 [ 状態 ]ピストン半ダート [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 貴重なダートは崩落により分断、果たして復旧の日はありうるか・・・

原林道の県168号線側出口からR410号線へと向かう途中、左折して坂道を登坂する舗装路がありますが、そのすぐ左手にある舗装路を曲がった先が黒田林道の入口です。お馴染みの黄色い林道標はあるものの、その表面はサビに蝕まれており、付近の丹原林道や音信山林道などの名の知られた整備の行き届いた林道とは、一味違った趣が感じられます。一見すると民家の庭先へと続く私道のような感じもしますが、林道標があるので構わずに前進します。
→起点付近の様子を眺める!
道標の立つ舗装路を少し進んだ地点です。やはり舗装路は民家の庭先へと向かっており、Y自分きでここからダートが林の中へと延びていました。ほんの僅かな距離ではありますが、きっとこの民家の生活道路を兼ねているため舗装されたのでしょう。「危険通行止」の板が掲げられた、いかにも即席のパイロンを組み合わせて作られた簡易柵がありましたが、ここから見た感じでは特に以上は無かったので行ける地点まで突入してみようと思います。
家の庭先へと続く舗装路のY字分岐からダートに進むと、緩くカーブした先で登り坂が始まりました。路面は砂利と土質の中間といった感じで、走りやすくはありますが、落ち葉が厚く堆積しており、雨上がり時にはスリップに注意しておきたいところです。また、周囲は房総ではよく見かける竹林が広がっており、昼なお薄暗い雰囲気です。
続的に続く落ち葉の堆積した登り坂をたどっていくと、竹林の中にいきなり「ブルーベリーの森 エザワフルーツランド」の幟が現れます。付近一帯がこの「ブルーベリーの森」なる敷地とされているようで、この区間には路肩に沿って柵が設けられていて、入口らしき木製の門もありました。時季的に閉鎖されているのか、それとも恒久的なものなのかは知りませんが、門から奥の様子をうかがってみると、どうやら土砂崩れにヤラれてしまったらしく、見事なまでの荒れ状態に・・・。
→ブルーベリーの森を眺める!
「ブルーベリーの森」を過ぎてさらに進むと、山の斜面を切り開いた崖地帯となりました。起点付近の「危険通行止」看板のせいか、それとも元々交通量が極度に少ないためかは分かりませんが、路面にはわだちもありません。走りにくいといったことはありませんが、進むにしたがって徐々に荒れた雰囲気になってきたようです。
の後さらに進むと、なんと行く手のカーブの先に巨大な崩落が出現です! 入口に置かれた簡易柵の示していたのは、どうやらこのことだったようです。進むにしたがって路面が徐々にえぐり取られており、オフバイクでなら通り抜けられそうな気もしますが、それは生命を懸けた危険な挑戦となるような気が・・・。ちなみに、この先は圏央道建設現場で分断されており、起点の林道入口の舗装路を直進すればその先への迂回路もありますが、あいにくそこはロープが行く手を塞ぐ通行止めになっていました。山を挟んだ反対側からの突入も試みましたが、肝心の入口が分からず、散々彷徨った果てにまさかの挫折となりました。
※以降の区間につてはこちらを参照してください。
→諦める・・・
→無謀にも先へと進む!
→現場をよく眺める
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