No.C-112
夏目線 |
■東庄町 ■全線舗装 ■県道265号線夏目から県道74号線小南付近を結ぶ |
ガレなし、ヌタなし、藪なしの全線舗装で走りやすさだけは抜群だが… |
……こんな感じ…… ■同じ千葉県でも林道の豊富な房総エリアからは遠く離れた東庄町にある全線舗装林道。広大な水田地帯に点在する丘陵に設けられた「東庄県民の森」を縦断する形で延びている。県民の「森」を通ることから、確かに林道には違いないが、その沿道には住宅が建ち並ぶ。したがってガレ、荒れ、ヌタ、藪など林道的な楽しさは皆無であることは言うまでもない。さらに、夏目線が同県での林道密集地域からポツンと離れていることもあり、ここで同好の士と出会うこともまずないだろう。別の意味からすると非常に訪れにくく、千葉県では走破するのが困難な林道の1本でもある。 ここは気が向けば何かのついでに立ち寄る程度でいいだろう。 |
■千葉県の先端に位置する銚子市のすぐ隣、利根川沿いの東庄町にある夏目線の起点です。付近一面には畑や水田が広がり、林道とは全く無縁なようにも思えますが、所々にはちょっとした丘程度の丘陵地帯が点在しており、そんな丘陵の一つに「東庄県民の森」が設けられています。夏目線はその県民の森を縦断するように延びており、 国道365号線から県道74号線を進んで県道 265号線へと左折した少し先の何の変哲もない町並みの中に林道標がありました。
→県道方向を振り返る |
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■起点から100メートルほど進んだ地点にも林道標が設置されています。ここから舗装路は上り坂になって県民の森を横切っています。林道とは言っても、もはやどこにでもあるただの一般道と何ら変わりはなく、車の往来もそこそこあるので、ボーっとしていると危ないです。 | |
■森というよりかは雑木林のような林の中の坂道を登って進みます。右手に見えているのは県民の森の駐車場です。ここでは何の思いも湧かずに淡々とただアクセルをひねるだけでした。 | |
■県民の森の駐車場を尻目に進んで(手前方面が進行方向です)、坂の途中で振り返ると、広大な平地に広がる水田地帯を少しだけ望めます。でも、それ以上のものは特に何もありません。 | |
■坂道を登りきると周囲には住宅が建ち並び、やはり何の変哲もないただの住宅地を進みます(進行方向はXRのリア方向です)が、その途中の道祖神の祠の脇にまた林道標がありました。どうやらここが夏目線の終点になっているようです。 | |
■先ほどの林道標の立つ地点が一応の終点だと思われましたが、夏目線には途中に何度も林道標が現れます。ひょっとしたらこの先にも林道標があるかもしれず、またおそらく二度とここへは訪れることもないと思われたので、もう少し先まで進んでみましたが、住宅街のT字路に突き当たってしまいました。やはり先ほどの林道標の設置された地点が終点になっているようです。当日の林道探索はこの1本で終了ですが、 このままただ帰宅するのもアホらしく、うっぷん晴らしに霞ヶ浦の湖岸ダート経由で戻ることにしておきました。
→探索終了! →今来た道を振り返る |