■というわけでT字路を右折してさらに進みますが、地面には杉の枯れ葉や小枝が厚く堆積。モコモコとしたその感触は車がまともに通行するような道にはとてもみえませんね。でもダートは下界へと向かって下っているので、どこかで一般道と接続することは間違いないでしょう。 | |
■「ここは屋久島か!」とでも言いたくなるような、鬱蒼とした杉林の中を進みます。陽の光が差し込まない地面付近にはシダ植物が生え、ジメジメとしたジャングルじみた濃ゆい雰囲気が…。ここも本当に日在高谷線の林道区間なんでしょうか? | |
■暑い盛りの夏場や梅雨時であったら不快指数の高そうな、鬱蒼としたフカフカダートをさらに下って進むことしばし、前方にて森が途切れて何だか明るく開けてきましたよ。やはり、ここはどこかへと抜けていたようですね。 | |
■で、昼なお暗い杉の植林を抜けると、へばり付くようにして崖状になった山肌に沿って回り込みますが、この区間の路面はまさに山土そのもの。落ち葉がストッパーの役割をしているから良いようなものの、気を抜くとハンドルをあらぬ方向へと持って行かれるかもしれません。路肩は崩落寸前の軟弱さであるため、雨天直後は近寄らない方が賢明かも。 | |
■軟弱な崖際を回り込んで進むと、やがて右手に製材所らしき施設の建物が見えてきます。ここまで来れば終点はすぐそこですが、最後の最後でスリップゴケなんぞしないようにして下さい。 | |
■そしてこの左右に延びる舗装路とのT字路に突き当たれば、そこが日在高谷線の終点。ここを左折すれば、製材所の敷地内のような場所を抜けてR465号線へと抜けられます。 ちなみにここから国道まではすぐそこという距離ですが、国道からのアプローチの場合は、こちら側の入口には林道標が存在していないこと、そして実際にはそうではないのですが、あたかも製材所敷地内へと無断侵入するような形となるため、入口の存在にはかなり気が付きにくいかもしれません。 | |
■日在高谷線の終点の様子を参考までに別角度からもう一枚。ここを右折して製材所脇の坂道を降りると国道はすぐそこです。なお、XRの横にある簡易鉄パイプ柵の看板には「路肩注意 いすみ市」と記されおり、前もってここが日在高谷線であると分かっていれば何てこともないですが、そうでない場合はなかなか突入する気にはなれないような状況です。
→探索終了! |