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短い簡易鋪装をやり過ごし、所々にあらわれる両路肩が盛土のようになった半切り通し区間を抜けて進みます。それにしてもこの広場林道、郷台林道から分岐して一般道へと密かにつながっているということもなさそうです。もしもそうであれば、とっくの昔に話題となっていたでしょうが、ネット上でもこの林道の名が出てくることはほとんどありません。ということはやはりピストンであることが濃厚ですが、なにぶんにも詳細な事前情報が無いんですよねぇ、郷台林林道系の支線林道ってやつは。
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ということでやっぱりその終点はこのような行き止まりの広場でした。林道はここで終点ですが、密かに山道の類が鴨川市の「保台ダム」もしくは「袋倉第二ダム」へとつながっていたりしないかと思いましたが、そういうこともないみたい。というわけで、広場林道へと訪れるにはやはり郷台林道経由でアプローチするしかないことが判明しましたよ。
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それでも念を入れて末端地点の先を探ってみましたが、そこには深い森が広がっているだけで山道はおろか何もありませんでした。やはりこの広場林道は、保台ダム、袋倉第二ダムからは近寄りがたい鬱蒼たる森にて完全に隔てられた存在であったようです。地図上では距離的にさほど離れていないので、あわよくばと思ったのですけどねぇ・・・。
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というわけで広場林道の徒歩探索はここまで! これから今来た道を引き返して郷台林道経由で一般道退出をはかります。その先が保台ダムもしくは袋倉第二ダムへとつながっていなかったのは残念ですが、ここはそう気軽にはやって来られない隔絶された東大演習林内部です。そして人知れず密かに存在していた広場林道の終点をその目で確かめられただけで満足としておきましょう。
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広場林道末端で見上げた東大演習林の空。ここまで一般道からの往復の距離を考えるとしんどくなりますが、素晴らしい森林の景色と雰囲気を考えれば、それだけのことはあるかもしれません。それにしても彼の地で何気なく見上げた上空はこんなにも美しかったなぁ!
→探索終了!
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