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館山自動車道と富津館山道路が接続する「富津竹岡IC」にほど近い富津市竹岡「上白狐」地区に人知れず存在するという嶺坂山林道。まずは富津竹岡IC出口を右折して進み、1車線となった道が2車線へと戻るこの地点を目指します。ちなみに画像では手前がインター方向、右折方向が東奥野林道および廐屋台林道の入口方向となっていますよ。
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同地点を振り返るとこのような状況。画像左手のインター方向からやって来て左折、画像右手となる直信方向(行き止り)へと曲がります。すると、その先の右手に目指す嶺坂山林道の起点があるのですが、これが意外と分かりにくいので注意してください。
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左折して数10メートル進むと、このように右手にひし形の立つ嶺坂山林道の起点が現れます。ただし、左折した先(画像手前方向)はすぐに行き止りとなっており、また、このように振りかえらないと、そこにひし形が見えないため、これも嶺坂山林道の存在に気がつきにくい要因となっています。それが実にトリッキーなんですね。
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そんな感じで実に分かりにくい状況となっている嶺坂山林道の起点にやって来ました。林道区間は急な登り坂で開始しており、市道から数メートル進んだ勾配の途中にひし形が設置されています。ちなみに千葉県ではここ数年の動向として、それまで未設置であった林道にも新たにひし形が設置されつつあり、嶺坂山林道のひし形もその流れによって比較的最近に設置されたもの。以前は存在していませんでした。
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いざ嶺坂山林道へと立ち入ると、入線直後に開始する登坂区間がその後も続いて山林の斜面を一気に駆け登ります。そして連続する急な坂道への対策として路面はアスファルト化されていたものの、林道は四輪同士のすれ違いはまず不可能なほどの幅員の狭さでしたよ。たぶん立ち入る車両としては近所の軽トラくらいなものでしょう。
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淡々と山林内の舗装路をたどって登坂していきますが、晴れの日でも路面は常に濡れているような、ジメっぽい雰囲気が道すがらに漂います。競り出た樹木の枝が路面状に覆い被さるなど、立ち入る車両の希薄さもうかがえ、路肩にはシイタケ栽培の使い古したボロボロなホダ木がそこかしこに打ち捨てられていました。
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常に湿気て濡れているため所々で緑にコケむした嶺坂山林道のアスファルト。とくに見るべきものもないままに進んでいきますが、林道の延長距離は短かったです。起点から立ち入ってものの5分と経過しないうちに・・・。
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鋪装が途切れて終点とおぼしき地点に到達してしまいます。ただし、完全な行き止りではなくてさらに道筋は続いていましたが、たぶんその先は山道。ここを境として雑草まみれでいかにも軟弱そうな路面と化していたんですね。というわけで、入口からあっという間にたどり着いてしまった嶺坂山林道の終点でしたが、ポツンと設置されていたイノシシ捕獲用の罠カゴ以外に何もなく、期待したほどのこともないままその探索は終了となりました。
→探索終了!
→その先の様子を眺める!
→振り返る!
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