No.F-009
ホッキリ沢線 |
■楢葉町 ■ピストンダート ■接続→井出川線 ■井出川線から分岐して大倉山(593.1m)方面の山中へ向かう |
谷筋に広がる伐採現場の真っ直中を登坂していく走りやすいダート林道 |
……こんな感じ…… ■井出川の支流であるホッキリ沢に沿って大倉山の裾を登坂しているダート林道。井出川線から分岐して入線すると、右手に沢の流れを眺めながら薄暗い森の中の勾配道を進む。ほどなくホッキリ沢の谷筋に開けた伐採区間に出るが、谷の奥まった地点で山肌に取り付くようにヘアピンカーブの急勾配で一気に登坂する。木々が伐採されているため、振り返るとなかなかの見晴らしがきく。路面はフラットな砂利質で特に問題はない。その後再び杉の植林地帯に入っていくが、ここからは山の山頂に近いためか、いたって明るい雰囲気だ。林業関係の特殊車両が所々に放置されているダートに沿ってくねくね進むと広場のような場所に出てエンドになっている。 |
■井出川線終点付近にあるホッキリ線の入口です。確かこの分岐の右手の草むらにサビサビの林道標があったと思ったのですが、「付近」と記したのは、前方に見えている分岐(下の写真地点)地点にも「井出川林道」の標識があるからです。そうすると、ここがホッキリ沢線の起点であるのか、下の写真の分岐地点がそうなのか疑問が出てきますが、ふとホッキリ沢線の林道標の位置が思い出せなくなってしまいました。ひょっとすると下の写真の地点だったかも…。ちなみにこの分岐の左折方面に進むとサゴ岡線があります。 | |
■上の写真の地点から数10メートル進んだ地点に再び現れる分岐です。 中央に見えているのが 「井出川林道」と記された標識で、先述したホッキリ沢線の林道標はもしかしたら、この場所の右手の草むらにあったかも知れません。すっかり忘れてしまったので、上の写真の地点をとりあえず起点としておきます。 まあ、 いづれにしても数10メートルほどしか離れていないので、実際にはほとんど問題ないのですが、林道ばかり走っているとやたらと気になってしまうところです。でも、井出川林道と記された左折側も今だ未突入ですし、ここは気になって仕方がないので、やっぱりもう一度訪れておかないとダメですかねぇ…。
→沢の流れを眺める! |
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■分岐を右折直後にコンクリ橋を渡って進むと、右手(進行方向は前方方面です)に沢の流れが寄り添ってきます。おそらくこれが林道名にもなっているホッキリ沢だと思われますが、なかなかきれいな流れです。雨天時には暴れ沢になるのか、こんな場所には珍しく、部分的に堤防(?)が設置されていました。この区間はややジメった薄暗い雰囲気です。 | |
■ホッキリ沢の流れに沿ってしばらく進むと、前方が開けてちょっとした谷間に出ます。ここでは伐採作業が行われているらしく、作業車が数台路肩に止めてあり、谷間の斜面のあちこちに作業員の方達の姿が目に付きました。ダートはこの辺りから登坂路となって次第にその勾配角度を増していきますが、折りしも休憩時間だったのか、しんと静まりかえった谷間をバババ…と登坂していくXRは非常に目立つようで、何事かと視線が集中します。伐採された山肌には遮るものが無く、ここはとても明るい雰囲気になっています。 | |
■谷間に沿って大きくカーブを描きながらしばらく登坂していくと、谷間の奥まった場所でダートはヘアピンカーブを描いて一気に山肌を上り詰めて(最上部の写真参照)います。ここはかなり急な勾配ですが、フラットな砂利ダートの路面は荒れもなく、伐採現場につきもののヌタや土塊もないので気分良く登坂していくことができました。ヘアピン勾配を上り詰めると、ダートは再び森の中を行くコースに代わります。 | |
■伐採地帯を抜けても相変わらず登坂路が続いていますが、この辺りは山裾の鬱蒼とした雰囲気とは異なり、杉木立の隙間から陽の差し込む明るい雰囲気でした。路肩には枝打ちされた杉の小枝が散乱しており、パキパキとそれらを踏みつけながら進みます。どうやら定期的な林業関係の作業が行われているらしく、手押しトラクターのような林業系の小型車両なども所々で目に付きました。 | |
■明るい雰囲気の杉林のダートをくねくねとたどって進むと、いくつ目かのカーブの先でいきなり空き地のような場所に行き着きました。周囲を見渡してみますが、 林業系の小型車両がポツンと1台放置されてあるだけで、特に何もありません。ひょっとしたら空き地の先端に続くダートの痕跡があるかもしれない、と思って調べてみましたが、やはりここで行き止まり…。どうやらここがホッキリ沢線の終点となっていたようです。特に何もないので一服してから早々に今来た道を下って引き返してホッキリ沢線の探索は終了となりました。
→探索終了! →引き返して井出川線に向かう! |