探索日 2007.05.22
No.F-022

八乙女線 ■金山町 ■ピストンダート ■接続→三条線
■三条線から分岐して山中へ向かう

 直線ダートは意外と走りやすいが、路肩決壊で道はいきなり消滅  

 ↓ダートはこんな感じで濃い森の中を直線的に延びています。多少ガタガタ感
  のある路面ですが、ここは乾燥さえしていれば走りやすいと思います。


……こんな感じ……
■本名津川線の支線のそのまた支線のピストン林道。林道標の立つ起点からその入口を眺めると、荒れて藪った雰囲気も感じられるが、入線してみるとダートは意外と走りやすい。小岩混じりのやや路面だが、定期的に地均しが行われているのか、タイヤが掘りえぐったわだちなども無い。起点付近が緩い登りになっているが、全線ほぼ平坦な直線コースになっている。なお、地図によればダート沿いの左手には沢が流れているようだが、周囲の森の木々が濃く、その流れを確認することはできなかった。したがって林道からの眺望は皆無。あえて言えば、直線的に延びるダートの前方に名称不明の山の頂が時折望めるだけである。

■本名津川線から支線である三条線へと入り、しばらくすると現れる八乙女線の起点です。分岐地点右手に林道標があるので、ここでは迷う心配はないでしょう。起点から行く手をパッと見した感じでは、なんだか藪っていそうな雰囲気が漂っていました。ダートは僅かな砂利混じりの土質で、三条線から分岐してなだらかな登りで森の奥へと延びています。
■その入口付近ではやや藪ダートっぽい印象を受けますが、いざ突入してみると若干のデコボコ感はあるものの、意外としっかりとしたダートが続いていました。路面は所々に岩石の頭が顔を覗かせている土質ダート。探索時には晴天続きによって乾燥していたため、走りやすかったですが、雨天時や梅雨時には少々怪しい感じです。
■区間的に山中の谷間に流れる沢の右岸に沿ってダートは続いていますが、周囲の木々が邪魔をしており、ほとんどその流れを確認することはできません。ここでは、ただただ山深さを実感しながら前進するのみです。幅員も広く、対向車もまず無いことから、この区間では高速巡航も可能でしょう。崖落ちにだけには注意していればの話ですけど…。
■その後、さらにダートを進んでいきますが、あるかないか程度の僅かなアップダウンで道はほぼ一直線に延びています(最上部の写真を参照)。ここまで来ると路面に散乱する岩屑がやや目に付くようになってきますが、走行にはほとんど問題ありません。密集度の濃い森の木々によって周囲の視界はほとんどきかず、まったくの緑の中、ただ一筋のダートが一直線に続いているのが印象的でした。
■両脇の密集した緑の木々に視界を奪われ、前方へと続く直線ダートの道筋しかしか目に入りませんが、そんなダートをたどっていくと、前触れもなくいきなり道が消滅してしまいました。手持ちの地図によればこの先に「古滝」という滝があるようですが、とても見に行く気にはなりません。正確には廃道のような山道が続いてはいるのですが、路肩が崩落、ジュクジュクのヌタ道になっています。これ以上進むのは危険なので、UターンできるうちにXRを反転させて、今回の八乙女線の探索は終了としておきました。
→探索終了!
→引き返して三条線に向かう!
→振り返る!
→さらに深部の様子を調べる!