No.F-027
姥神線 |
■田島町 ■半ダート ■接続→七ヶ岳線 ■「針生緑の広場」付近から七ヶ岳線に接続 |
路肩に迫る藪が鬱蒼とした雰囲気を感じさせるが、路面は意外と走りやすい |
……こんな感じ…… ■R289号線沿いの 「針生緑の広場」付近と七ヶ岳線を結ぶ半ダートの林道。途中で名無し線を1本分岐しており、そこまでは土質、その後はガレ坂を経てフラットな砂利ダートになっている。区間的に1箇所だけ舗装区間があるが、ガレ坂を除けば基本的に走りやすい。コース的には序盤、終盤でゆるい勾配区間があって中盤は直線区間の連続する平坦路となっており、先述したガレ坂を除けば険しさはなく、快適に巡航することができるだろう。ただし、ダートの道沿いは全て深い森の木々に覆われているため、眺望などの景観的な楽しさはない。路面こそ走りやすいが、雰囲気的には草いきれのムンムンと感じられる鬱蒼とした雰囲気が漂っている。 |
■R289号線沿いの会津高原台鞍山スキー場そばの 「針生緑の広場」付近にある姥神線の入口です。ここはちょうど二股になっており、こちらに林道標はありませんが、姥神線の入り口は直進方向で、左手の坂を上ると造成中の別荘地に出てしまいます。林道はこの先で別荘地のすぐ脇を抜けていますが、別荘地経由だと林道への進入路が丸太で塞がれていました。よって、左折しても無駄足になるだけで何もありません。 | |
■別荘地脇の入口から進むと、すぐに左手に造成中の別荘地を僅かに眺めて回り込むように登り坂が始まりました。周囲はなかなか鬱蒼とした森の木々に囲まれており、やや暗い雰囲気がするかもしれません。路面状態は土質で、梅雨時などでは少々ヌタってしまいそうな感じです。 | |
■山のなだらかな斜面に沿って軽くアップダウンしながら土質ダートが続いています。左手の路肩には用水路のような水路が流れ、右手には嫌いなクマザサがびっしり生えており、探索時は快晴でしたので、明るい雰囲気でしたが、なかなか鬱蒼とした雰囲気が周囲に漂います。 | |
■ややラフな土質ダートをたどってしばらく進むと二股分岐の出現です。ここにも林道標などは一切無く、少々迷ってしまうかもしれませんが、本道は左折方面の下りになっています。ちなみに、右手にそのまま突入すると、次第に幅員が狭くなってきて、それにつれてビチョビチョで酷いヌタ道の登り坂になってしまいます。あまり進んでしまうとUターンできる場所が少ないので、ヤバイと思ったらすぐに引き返した方が良いかもしれません。ここは延長距離もあって、どこかに抜けられそうな感じもしますが、途中で引き返したので詳細は不明ですが、どうもピストンくさいです。 | |
■名無し線との分岐を左折して進むと左カーブで急な坂を下ります。ちょうど画像のこの地点はガレ場になっており、路面一面に巨大なクレバスが発生、こぶし大の石ころが散乱しまくっていました。姥神線の難所となっているようで、慎重にやり過ごせば問題ないですが、クレバスにハマると転倒してしまうかもしれません。 | |
■山中の谷間というか、盆地状のようになっている場所へとガレ坂で下りきると、ここからは平坦路が続いていました。路肩までクマザサが生い茂り、周囲の視界もほとんどきかず、どこをどう走っているのか分からなくなってしまいますが、じっと立ち止まっているとアブや羽虫みたいなのがすぐにまとわりついてくるので、写真を撮ったら早々に出発します。 | |
■ガレ坂直前までは土質だったダートですが、ここまでやって来ると固く踏みしめられた走りやすいフラットダートになりました。周囲は鬱蒼とした濃い森に囲まれて眺望などは一切ききませんが、ここからしばらくは直線ダートが続くので、この区間は一気に爽快に走り抜けることができました。 | |
■「んなバカな?!」直線ダートを気持ちよく進んでいくと、いきなりダートが途切れてしまい、S字カーブで登り勾配になっているアスファルト舗装が現れました。まあ、現れたものは仕方ありません。そのまま舗装路を登坂して進みます。先述したガレ坂で山中の盆地に下って、平坦路が続き、今度はアスファルト舗装で盆地を登って抜けるような感じです。 | |
■「こんな場所にまで舗装化の波が?!」と、一瞬落胆するも、どうやら舗装区間は勾配のキツイ部分のみで、S字カーブの坂道を一気に登坂すると、またすぐにダートが復活していました。その後は勾配がかった直線区間が続き、このストレートを走り抜ければほどなく七ヶ岳線に接続している終点はもうすぐそこになっています。 | |
■両側の路肩に藪の迫った、幅員の狭めなストレート勾配を登り切った地点で僅かに右カーブしているこの場所が七ヶ岳線に接続している終点です。ここを左折すればR289号線に、右折すれば富貴沢線、R121号線方面に抜けられます。ちなみに、この場所には林道標があり、よく調べてみると右手の藪の中に林道標が埋もれるように倒れているのが見つかるはずです。でも、藪のなかに目を凝らさないと見逃してしまうかもしれません。
→探索終了! →七ヶ岳線に突入! →本日の成果?! →振り返る |