No.F-047
カオス沢線 |
■いわき市 ■全線舗装 ■接続→高房線 ■県20号線「高房」地区付近から高房線とを結ぶ |
山間の水田脇を抜けるのどかな半生活道路化した舗装林道 |
……こんな感じ…… ■山中を通って県20号線と高房線を結ぶが、沿道に民家が存在するため半生活道路状態になっている完抜け舗装林道。 県道から入線すると緩い登り坂の1車線舗装路がダラダラと続く。その後、林道名にもなっているカオス沢の小さな流れに沿って僅かに併走するが、やがてそれも見えなくなって山間に開けた水田地帯に抜け出ると、ほどなくして高房線とのT字路に突き当たって終点となる。「カオス」沢林道とはなにやら恐ろしげな名称だが、その実はいたってのどかなショートな舗装林道にすぎず、これといった景観的見所もなく、わざわざ訪れる価値は低いだろう。なお、林道標は高房線との接続口にのみ存在している。 |
■県20号線から高房線へと連絡する、オカズ沢線じゃなくてカオス沢線の県道側入口です。カオス…混沌? なにやら恐ろしげな林道名ですが、その入口はこんな感じの何の変哲もない舗装左折分岐であり、林道標もここには設置されていないため、まずもって見落としがちな1本です。ま、結果を先に述べると当林道は全線舗装なのでそれでも一向に構いませんが…。ちなみに手前から右手が県20号線で、前方が遠野町方面、手前がR349号線方面になっています。 | |
■「ここは一体どんな林道なんだ…?!」どことなくおどろおどろしい林道名に、なにがしらかを期待して早速入線しますが、その先に見えていたのはどこまでも続くアスファルト路面…。ものの数十メートルも前進しないうちにやる気が失せましたが、ひょっとしたら区間的にダートがあるかも…、との僅かな望みを持ってとりあえず進みます。 | |
■県道から入線して少し進むと、おそらく、これが林道名にもなっている「カオス沢」だと思われますが、ちょっとの間、右手に小さな沢と併走する区間(最上段の画像参照)を経て、山中に開けた水田脇に差しかかります。水田の向こう側の高台には民家が見えることから、ここは生活道路も兼ねているようでした。 | |
■で、その水田脇をたどって僅かな登り坂を少し進むと、T字路に突き当った地点でカオス沢線は終点となります。ここは何の変哲もない舗装された田舎道のT字路ですが、左右は半ダート林道の高房線となっており、右折すると県135号線に、左折すれば上市萱馬場平線に抜けられます。なお、カオス沢線の林道標はここにのみ酷くサビた状態で存在していました。ただし、期待も虚しく予想通りというか、やっぱりダート区間は存在せずに…。
→探索終了! →高房線に突入! →振り返る! |