|
須賀川市から玉川村にかけてのなだらかな山林地帯に延びる大井沢林道を探索中に発見したのがこの銭神林道。大井沢林道の連続勾配を登っていく途中の右手にその起点はあり、嬉しいこと木杭タイプの林道標が出迎えてくれました。ここはピストンであり、そして林道標に記載された延長距離は僅か525m。本道である大井沢林道はチェーンゲートによって完抜けが叶わぬ状態なので、その帰りがけの駄賃に立ち寄ってみた次第です。
|
|
銭神林道起点から眺めた行く手の様子です。特に荒れていることもなさそうですが、ダートはやや土埃っぽかったですよ。なお、探索時にはXRのすぐ前方にはチェーンゲートがありましたが、ここは本気で拒むつもりはないみたい。両サイドがスカスカだったなぁ。
|
|
大井沢林道から分岐すると、なだらかな山腹の斜面伝いにフラットダートが延びていました。等高線をなぞるように進むため勾配はなくてほぼ水平コース。そしてすぐに2箇所目のゲートが現れましたが、このような極短林道に2箇所もそれは要らんでしょう。それが証拠にここはすでにチェーンが撤去されて廃ゲート化されています。
|
|
小春日和の穏やかな陽射しが心地良かった銭神林道のダート。くねくねとした蛇行具合がイイ感じです。上空の大きく開けた陽当たり良好な斜面に沿って延びる林道は、まさに春のうららかさに満ち溢れていました。
|
|
それでもここは一般道とは異なる林道。なにが起こるか分かりませんが、とあるカーブ地点で軽微な崖崩れが発生しているのを発見! 地質的に脆いのか、ぱらぱらと砂岩質の崖が剥離して斜め45度に大量の砂が堆積、路面にはまぶされたように白い砂が飛散していたんだっけ。
|
|
そしてすぐに到達してしまう銭神林道の末端地点。すなわち、いくつものカーブを進んだ先でいきなり現れた終点です。山腹に面した地点で特になにもありません。見晴しがきくわけでもなく、終点を示す林道標がぽつんと立っているだけでした。明るく雰囲気も悪くはないだけに延長距離の短さが残念ですが、たまにはこんなダート林道もオツなものでしょう。
→探索終了!
→その先の様子を眺める!
→引き返して大井沢林道に向かう!
|