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塙町と鮫川村の境に位置する「弓張堂山(ゆみはりどうやま・657.8m)」の山裾を回り込んで塙町田代「中里」地区から鮫川村渡瀬「大戸中」地区とを結ぶ大戸中松倉林道の塙町側の入口にやって来ました。すぐそばにある田代山形林道出口の突き当たりを左折、その先300mほど進んだ先の右折地点が林道の起点なんですね。しかし、肝心の路面は入口から味気ないアスファルト。「ここは林道である!」といわれても、ここはただの田舎の町道にしか見えません。しかも、そこに設置されている林道標はとても見落としやすいし・・・。
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そして、ここが林道であることの唯一の証となった杭タイプの林道標。林道名は「おおどちゅうまつくら」読みます。入口脇の土手の横に隠れるように立っており、林道名の記載と共に「6584, 50m」との延長距離が記されていました。なお、本来ならば林道入口は林道標と共に1カットに収めて撮るのが当方のこだわりですが、大戸中松倉林道ではアングル的に難しかくて別々に撮るしかありませんでした。まあ、これはどうでもいい話か・・。
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ちなみにこの大戸中松倉林道ですが、地理院地図で眺めると、弓張堂山の山裾の山林内を巡って回り込むルートで記されています。そして延長距離は6.5キロほどもあるので、「ダートが残存する可能性があるかも・・・」との淡い期待を抱いていたのですが、裏切られました。いくら進んでも幅広な舗装状態が続きます。
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期待していたダートは現れず、ダラダラと変化のない山林風景の中をアスファルトが連続する大戸中松倉林道。一応、林道ではありますが、事実上は塙町の田代地区から鮫川村のR289号線とを結ぶ生活道路であって、ふつうに乗用車が通りがかりました。
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そんなこんなでこれといった撮影ポイントすら得られず、惰性で進むのみであった失意の大戸中松倉林道・・・。途中に存在するという覚石林道入口の確認も忘れてしまい、というかその気も失せてしまうのが現実。6.5キロの延長距離が無駄に長く感じられました。そしていくら舗装林道に対するキャパが大きい当方でも、さすがに我慢の限界! 林道の延長距離が判明したのみでその後の撮影を放棄、次の林道へと向かうしかなかったです。なお、林道区間はこの先の鮫川村渡瀬の大戸中地区までですが、そこを過ぎて進んでみても終点を示す林道標を見つけることはできませんでした。というわけで大戸中松倉林道の探索は放棄終了・・・。
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ちなみに、これはその先で発見した左折ダートの大戸中松倉林道側から振り返った大戸中松倉林道の様子。ここはまだ大戸中地区手前の林道区間なのですが、しかしこちら側から眺めても、肝心の大戸中松倉林道の様子は全く分かりませんね。あはは・・・。
→探索終了!
→大戸中林道に突入!
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