中の沢線

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■そして中の沢線での見所となるV字峡にまたしても差しかかりました。ここでは沢の流れと共に、林道もその流れのすぐ脇を抜けていました。それにしても両脇は物凄い岩肌の崖となっています。これはなかなかお目にかかれない光景かもしれません。でもここ、増水時には水が氾濫していそう。
■なぜかそこだけ石ころまみれとなっているガタガタなダートは、V字峡の断崖に挟まれた僅かな隙間をくぐり抜けるようにして延びています。林道を通すためにかなり強引に切り崩してしまったようですが、それにしてもまさか中の沢線にこのような迫力ある光景が隠されていたとはね!
■そしてV字峡を抜けるとこのように大きく開けた広場が行く手に現れます。「終点?」と思ってその先端まで進んでみますが…。
■やっぱりこの広場が中の沢線の終点でした。その先には乙父沢の源流と、その流れをせき止める巨砂防ダムがあるだけです。思うにこの林道は林業系のものではなくて、どちらかといえば治山目的で開設されたのかもしれませんね。ここもきっと、あの砂防ダムを構築する際の現場であったのでしょう。というわけで、中の沢線の探索は終点の広場にたどり着いてしまったのでここまでです。
→振り返る!
→探索終了!