2022 北海道林道探索ツーリング 18日目
  2022 北海道林道探索ツーリング 8月14日(日)曇りのち雨のち晴れ 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
18日目  網走市「網走 Abashiri→ 上士幌町「糠平温泉 Nukabira Onsen もどる  









ガソリン給油量 8.86L 給油回数4回 ガソリン代 1020円 総走行距離  259.1 km / ダート走行距離 28.0 km トップへもどる


おはようございます! 網走市の網走湖温泉郷で迎えた北海道林道探索ツーリング18日目の朝です。昨日は散々ダートを走り回ったおかげで夜はぐっすり眠れ、おかげで今朝は早くに目が覚めてしまいました。朝食まではまだ間があることだし、ちょっと近所の散歩に出かけますが、生憎と上空は今にも泣き出しそうな鉛色・・・。







とりあえず宿にほど近い「網走湖」でも眺めてみるかと、そちらに向かって歩いてみます。すぐにJR石北本線の踏切があり、その線路伝いにはR39が延びていて、湖畔は国道を横断したすぐ先にあるのですが、なんだか宿のサンダルでそこまで行くのが面倒くさくなったので、散歩は踏切を眺めるだけにしておきます。







まずは踏切の右手を眺めてみますが、こちらは網走方向。ここから網走駅までは5.6キロなので、山手線でに例えると、だいたい東京駅〜高輪ゲートウェイ駅間と同じくらいの距離になっています。タイミングよく列車が通過しないかと2、3分待ってみましたが、しかし、その気配は全くなかったぜぇ。







踏切の左手は呼人方向。ここから呼人駅までの距離はおよそ2.5キロなので、網走〜呼人間は1駅で8キロ弱離れていることになりますね。ちなみに網走〜北見間は1日に普通が上り(旭川方面)9本、下り(網走方面)10本、特急が上下それぞれ4本づつ走っているのですが、さすがにいつまでも待ってられないので宿に戻ります。







いつやって来るか分からない列車を待って踏切に突っ立っていても仕方ないので、今来た道を回れ右して宿に戻りますが、そういえば旅館よしもとへと戻る途中で宿をもう一軒見かけました。しかし、そこはかなりマニアックな宿。画像ではその建物が見えているのですが、なにがマニアックであるのか分かります?


なんと、「鉄ちゃん&鉄子の宿」とな!? 実はこの宿は元々は網走駅に隣接していた国鉄職員の福利厚生用の「旧国鉄保養所」を1986(昭和60)年に旅館よしもとが譲り受けて、鉄道資料館兼旅館よしもと別館として使用していた建物。

その後、2010(平成22)年5月に、旅館よしもと系列の「鉄ちゃん&鉄子の宿」としてオープンされましたが、2022(令和4)に現在のオーナーに譲渡されています。かなり鉄分の濃ゆい鉄道マニア向けの宿らしいので、「鉄ちゃんの宿であるだけで十分!」という方ならば泊まってみてもいいかもしれませんね。







旅館よしもとまで戻ってきました。テント付き駐輪スペースではあぶれたバイクが夜間に降った雨で雨晒しになっていましたが、うむ、WRは大丈夫なようだな。

ちなみに今日の予定ですが、ここ網走湖畔温泉郷を出発したら「大雪山(2290.9m)」懐の「石北峠(1050m)」と「三国峠(1139m)」を通って今日の宿泊地である上士幌町「ぬかびら源泉郷」まで一気に移動します。

基本的には移動日なのでとくに「林道」を探索する予定はありませんが、途中、前々から気になっていた「ダート道道」があるので、そこに立ち寄りつつ糠平温泉へと移動するつもりなんだよな。ただし、本日の網走、北見地方の天気は曇りのち雨。雨に降られる可能性がとても高いですが、まあ、なんとかなるでしょう。







朝食の時間になったので夕食を食べた食堂に向かいますが、はたして朝食はカウンター席ではなくてちゃんとテーブル席に用意されてありました。よしよし、それでは旅館よしもとの朝食メニューはどんな感じかな〜?







あっはっは、こいつは素敵なまでに質素な朝食だぜぇ! そこには「おかず」と呼べるほどのものがなく、全てがスーパーで売られているような出来合いで、ちゃちゃっと皿に盛ればそれでおしまい的な超絶手抜きメニューです。

しかも、焼き魚なんて1切れの半分の半身どころか、半身のさらに何分の1かのサイコロサイズだし・・・。旅館の朝食としてはあんまり過ぎる質素な食事を前にして、なんだか無性に「松屋」の朝定食「牛小鉢定食(380円)」が食べたくなって切なかったですが、旅館よしもとの朝食メニューは以下の通り。

焼き魚(極小サイズ)カマボコ(1切れ)卵焼き(1個)昆布巻き(1個)
梅干し(1個)昆布佃煮切り干し大根
香の物(タクワン2種半切れづつ)納豆味付け海苔白いご飯







というわけで、そそくさと朝食を済ませたら旅館よしもとに長居は無用。さっさとチェックアウトして宿を出発します。宿泊料は1泊2食付き8800円(税込)でしたが、そこに入湯税が加算されて8950円。しかし、あの粗末な食事内容でこの値段ははっきり言って高過ぎ! あはは、再訪は・・・たぶんないですなぁ。







宿を出発したらすぐにJR石北本線の踏切を渡りますが、渡ろうとした次の瞬間、カンカンカンカンと警報が鳴り出しました。待つことしばし、やって来たのは網走8時5分発の旭川行き特急「大雪2号(6082D)」のキハ183系。こいつに乗ればギリギリ午前中に旭川まで行けますが、車内はガラガラだったような気がします。







踏切を渡ったら左折してR39を左折して南下、JR石北本線伝いに「網走市」から「大空町」→「美幌町」と進み、美幌バイパス「美幌IC」入口を過ぎた先で美幌の市街地に入りました。現在、「栄町4丁目」付近を通過中ですが、や・ば・い! ここにきてとうとう雨粒が落ち始めてきちゃいました。







雨降る美幌の市街地を通過して「美幌高野IC」入口を通過中。あらかじめレインウェアを装着していたので雨が降り出しても別に慌てることなく、このままR39を進んでさらに20キロ先の「北見市」の市街地を目指します。

ちなみに、無料供用中の美幌バイパス(美幌IC〜美幌高野IC間)を経由すれば美幌の市街地をシュートカットできるのですが、そこまで急ぐわけでもなく、また、北海道の田舎で高速を利用する意義は薄いので、ここは一般道のみで移動します。







北見市に入ったらJR石北本線「愛し野駅」にほど近い国道沿いのセブン北見東10号線店に立ち寄りました。コンビニ駐車場って屋根がないのでWR共々雨晒しであったのが惨めでしたが、「雨、止んでくれないかな〜」としばらく雨宿りです。







雨宿りしながら今回のツーリングで3本目となった北海道限定の「ジョージアサントスプレミアム(税込123)」円で喉を潤します。

ちなみに雨は小降りのシトシト系。コンビニ駐車場でボーっと突っ立っているだけならさほど濡れませんが、それでもバイクで走っていると、やっぱり時間の経過と共に全身もそれなりに濡れてきてしまうんだよな〜。







コンビニで20分ほど粘りましたが、無情にも雨は止まないので仕方なく出発。そのまま国道を進んで北見市街地に入ったら、道沿いに見かけたアポロステーションセルフ大通東SSで給油します。ハイオク174円 / で2.03L(353円)入りました。しかし、雨の日の給油は財布とかが濡れてしまうので、とてつもなく面倒くせーな!

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