こちらは幌満川下流方向の眺め。
流れは穏やかで右岸は河原状態っぽくなっていましたが、
左岸のゴツゴツした露頭はカンラン岩?

やたらカンラン岩、カンラン岩と言いますが、
国内でカンラン岩を採掘しているのは北海道の日高町とここ様似町の2カ所だけで、
世界的にみても非常に珍しいのだそうです。

カンラン岩はカンラン石、直方輝石、単斜輝石という3つの鉱物からできていますが、
最も多く含まれているのがカンラン石で、
そのカンラン石の結晶が緑色をした宝石の「ペリドット」ですよ。
また、カンラン岩は水分と反応して蛇紋岩に変化してしまうことが多いのですが、
日高地方のカンラン岩は
変質することなく地表に現れるのが珍しいんですね。

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