深い森の木々に囲まれた中をゆったりと流れるオピラルカオマップ川。

かつてはこのオピラルカオマップ川の最上流近くにあったのが幌満鉱山で、
含ニッケル磁硫鉄鉱を採掘していたと先述しましたが、
厳密にはオピラルカオマップ川の南に位置する「ポンニカンベツ川」上流にも磁硫鉄鉱の鉱床があって、
その2箇所を採掘していたのが幌満鉱山なんですね。

ただし、ポンニカンベツ川上流域の鉱床に含まれるのは含銅磁硫鉄鉱。
したがって正確にはオピラルカオマップ川上流域の含ニッケル磁硫鉄鉱を採掘するものを
「幌満ニッケル鉱山」と呼び、
ポンニカンベツ川上流域の含磁硫鉄鉱を採掘するものを
「ニカン鉱山」と呼んだそうですよ。

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