探索日 2013.11.03
No.IBA-037

東金砂線 ■常陸太田市 ■全線舗装 ■接続→細崎入線 ■分岐→東金砂支線・上原東金砂線
■県33号線「天下野」地区から「東金砂神社」(細崎入線)とを結ぶ

 全線舗装のダラダラ坂が連続する東金砂神社への参拝アクセス林道  

 ↓簡易舗装区間も含めた山間部によくある舗装林道。終点に東金砂神社がある
 ため、ごく希に参拝者のクルマが通るくらいでひっそりとした雰囲気です。


……こんな感じ……
■県33号線方面から「東金砂神社」への参拝アクセス路となる全線舗装の林道で、ダラダラとした登り坂の連続したよくある山間部の舗装林道といった趣。まともな林道ライダーであれば、神社への参拝を目的とする以外に通行する機会もないが、塩ノ沢線→東金砂支線→東金砂線→細崎入線→鍋足線と続く東金砂山の尾根筋縦貫ルートの一区間をなしているため、限定的に走行機会があると言えるだろう。周辺林道に設置されている分収林看板などの林道地図にその名が記されていたりするが、林道名が確認できる林道標は設置されていない。なお、途中で全線ダートの東金砂支線およびフル舗装の上原東金砂線を分岐する。ごく希に現れる対向車には要注意。

■県33号線沿いの「天下野(ケガノ)」地区付近から「東金砂神社」を目指すと必ず通ることになる東金砂林道の県道側の入口です。県道から山間部へと入り込んだ「柏貴(カヤ)」地区の最奥の民家を過ぎた先から林道区間が始まり、そこには目印となる「東金砂神社入口」と記された看板が設置されています。迷った場合は、とりあえず東金砂神社を目指せばOKですよ。
■神社への案内看板を頼りに柏貴地区から林道区間に入るとすぐに林道標と思しき看板が現れます。残念ながらこの東金砂線はフル舗装林道であるため、「ならばせめて古ぼけた林道標だけでも撮影しておくか」との思いでXRを横付けしたものの…。
→林道標を眺める!
■地方の山間部でよくあるような舗装路を登って進みます。小さな沢に沿って進みますが、わざわざ立ち止まって眺めるほどでもなく、ここは淡々と前進するのみ。探索時には坂を下って来た神社参拝者と思われる乗用車1台とすれ違ったっけ。
■決してダートが現れることのない東金砂線の坂道を黙々と登坂していくと、やがて右折する東金砂支線の入口が現れます。入口からすぐにダートが開始しており、そばには林道標もきちんと存在しているので、それはすぐに分かります。支線方向へと進めばダート林道である塩ノ沢線へと乗り継ぐことができますが、途中にはチェーンゲートが設置されているのでそのつもりで。なお、東金砂支線から細崎入線へと向かう場合は、ここから東金砂線をたどって東金砂神社を目指してください。
→東金砂支線に突入!
■東金砂支線の分岐を過ぎてなおも舗装路をたどって登坂していくと「金砂」地区の民家が見えてきました。なるほどねぇ。この林道は参拝路であると同時に生活道路にもなっていたわけですか。ならばなおさら林道も未舗装状態でいられるはずはない…か。
■金砂地区の民家を過ぎると左折する上原金砂線の入口が現れました。分岐地点には林道標も設置されており、「ここは未舗装かも?」と淡い期待を抱いてしまいましたが、残念ながら上原金砂線もフル舗装林道なのでそのつもりで。ちなみに、ここを左折すると県33号線沿いの「上原」地区へと退出することができます。というわけで、細崎入線の入口がある神社を目指してここは直進します。
■東金砂神社へと近付いてきたらしく、上原金砂線の分岐のすぐ先で巨大な鳥居が現れました。舗装路はその真下をくぐり抜けています。これで路面がダートであったならば、さぞや味のある林道光景であったろうにね。ま、ここでそれを言ってみても仕方ないか。
■そして林道はようやく終点である東金砂神社に到着。ここで東金砂線の探索は終了となりますが、道は鳥居の前で左右の二手に分かれており、東金砂線から細崎入線へと乗り継ぐには左折方向をチョイスします。見た目的には神社の境内へと至る私有地のようにも見えますが、坂を登り切った境内入口地点からダートが開始しているので安心してください。ちなみに、東金砂線では「東金砂林道」の文字が記された林道標は存在していませんでしたが、鳥居脇の案内板に記された地図によって、今進んできた舗装路が東金砂林道であることは確認可能です。
→探索終了!
→案内板を眺める!
→細崎入線に突入!