堅破山林道 / Tatsuwaresan 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2009.09.23 / No.IBA-048 
 [ 所在地 ]日立市 [ 状態 ]ピストンダート [ 接続林道 ]黒坂林道 [ 分岐林道 ]-
 楽しめるダートは僅かだが、ハイキングに神社巡りと堅破山観光が可能な林道

立市の黒坂林道から分岐する堅破山林道の起点です。林道名が示す通り、「堅破山(たつわれさん / 657.8m)」に向かう林道であり、途中には山頂の黒前神社への山道入口が、そして山道のその先には「奈々久良の滝」があるそうで、それらのアプローチルートとなっているんですね。なので、ここは林道ライダーのみならず、一般四輪の通行もたまにあるみたい。探索当日も林道起点に1台の四輪が駐車しているのを見かけました。
なみに、黒坂林道から分岐して登り坂で開始する起点には木杭タイプの林道標がきちんと設置されています。というわけで、さっそく入線させていただきますが、もしもここが名無し系であったならば、立ち寄らなかったかもしれませんが、林道標の存在によって名のある林道だということが判明したからには、立ち寄りピストンしないわけにはいきません。なぜって、当方の目的は神社や登山、滝巡りにあらず。愚直なまでに「林道」目的なので・・・。
線直後の地点ですが、「緑のやすらぎ大自然!! 好きです!!」なる木柱が出迎えてくれました。観光客を意識した、このような物が立っているのが、林業バリバリな普通の林道とは違うところでしょう。ある意味、ここは観光地的な林道ということですな。
点から断続的に続く勾配を駆け登っていくと、雨天時の流水による洗堀現象に遭遇。もちろんオフバイク的には問題はないものの、いちいち避けて進むのが面倒くさかったです。基本、堅破山林道は路面維持の行き届いたダートですが、まあ、こういうこともあります。
ばらく進むと、右手に名も無き小さな沢が寄り添ってきました。ささやかな水際コースですが、ともすれば単調となる植林のスギ林を登坂していくなかにあっては、変化があってこれはこれで良いです。路面のクレバスもここでは姿を消していました。
→付近を調べる!
れいに枝打ちされたスギ林の中を蛇行しつつ登坂路が続きます。景観的なものは望めませんが、緑の下草に映えるスギは美しく、さすが黒前神社の鎮座する堅破山の森。よくある植林の荒廃感はまったくなかったです。雰囲気は悪くありません。
んなダートをたどって行くと、ほどなくしてこのような広場に行き着きます。ここは神社や滝巡りなど、堅破山の名勝巡りの拠点となる駐車場であり、付近のマップ付きの観光案内板が設置されていました。時間をかけてそれらを見て回るのでなければ、せめて案内板をじっくりと眺めておきたい地点ですが、探索時には誰もいなかったんだっけ。
→案内板を眺める!
お、堅破山林道のダートは先にもまだ続いていますが、以降の区間はハイキングコースに指定されているとのことでした。もちろん、オフバイクでのさらなる前進を物理的に遮る物はなかったですが、毎度毎度それではイカンので、たまには潔く身を引いておくことに。というか、この林道の延長距離は1キロ弱といったところであり、そのまま進んでみてもどうせすぐに終点なので・・・。というわけで堅破山林道の探索はここまでですが、広場地点のすぐ先に山道入口があるので、ついでにそこまでは紹介しておきましょう。
→振り返る!
言ってみても、広場から山道入口まではあっという間。無数の道標が乱立している山道入口ですよ。探索時にはここに「山火事注意用心」の横断幕が掲げられていましたが、これ、今もまだあるのでしょうか?
→探索終了!
→引き返して黒坂林道に向かう!
→道標を眺める!
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