そろそろ夕時を告げる西日が差し始めた栗の木平線の末端の切り返し場にて。
人気のない森の奥のピストンの末端でたたずんでいると、
「自分はこんな所まで何をしに来たのだろう?」
と我ながらに苦笑してしまいますが、
ここへはもう二度とやって来ることもないと思えば、
それもまあ良いだろうと独り納得。
とくに長居をするような場所でもないのでここはすぐに退去です。

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