「すいません、誰かいませんかぁ…」

まるで誘い込むかのような吹き晒しの入口が空いています。
なんだか引き寄せられるようにフラフラと近づき中を覗き込みますが、
薄暗い屋内には誰も居らず特に何もないようです。
でも、よく眺めてみるとジュースだか酒だかよく分からない
空き缶が無数に転がっていました。
こんな場所にて夜を明かす気はおきませんが、酒盛り跡でしょうか?
もしかしたらここを定宿としている主がいたりして…。

→立ち去る…