宮ノ入林道 / Miyanoiri 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
探索日 2020.08.13 / No.S-027 
 [ 所在地 ]飯能市(旧名栗村) [ 状態 ]ピストン半ダート [ 接続林道 ]- [ 分岐林道 ]-
 残存ダート区間も存在するが、極端な延長距離であっという間に走破してしまうピストン

名栗村(現飯能市)の上名栗「芋浦美」地区にある宮ノ入林道の起点です。場所は県道から引っ込んだ地点に位置しているので、ちょっと分かりにくいですが、埼玉県でもメジャーで、かつては近県在住のオフライダーならば誰もがこぞって走りに訪れ、現在は通行止めになってしまった大名栗林道の県53号線側入口の目印である「名栗温泉大松閣」への県道からの入口を斜め右に折れてしばらく進んだ地点の左手にあります。見た感じなんの変哲のない一般道そのものですが、電柱に寄り添うように濃い深緑色の林道標が設置されていますよ。
→ 林道標を眺める!
ぜか同じ飯能市の楢生林道流用の林道標が掲げられていた起点を後にして、さっそく宮ノ入林道へと突入しますが、すぐに急カーブの登り坂が開始。すると切り返すカーブ地点に山小屋風の民家が立っています。民家なの別荘なのか正直よく分かりませんでしたが、路面は味気なくアスファルトで舗装されていることだし、別にどちらでもいいか!
お、やったぜぇ! 山小屋風の建物の背後を回り込むようにキツい急坂の舗装路を登坂していくと、すぐに舗装がぷつりと途切れて路面はダート化します。そしてそのまま目の前の薄暗い植林斜面の中へと進み、急勾配でさらに登っていきますが、ダートに繁茂した雑草の茂り具合から察するに、未舗装区間へと立ち入る車両はほとんどないみたい。
草のワダチが形成された未舗装区間、雰囲気も暗くて植林内の作業道っぽかったですが、たぶんこれが本来の宮ノ入林道の姿。住民の便宜を図って山小屋風民家までは舗装されていますが、その先に続く土質っぽいこの未舗装区間も「林道」に違いないです。
らら、もう終点? 山小屋風民家の裏手を少し進んだダート開始地点から土質っぽいワダチダートを駆け登っていくと、あっという間に終点にたどり着きました。長さにして100mあるかないかの僅かな距離で、ここは植林斜面のなにもない地点。その先には踏み跡すらなくて唐突に道が途切れた状態だったです。もちろん林道が延長される気配は皆無。極端ながらも崖崩れや路面崩落に遭遇することなく林道末端までたどり着いたし、ここは長居をしたくなるような場所でもないので、すぐに今来た道を引き返して宮ノ入林道の探索は終了。
→ 探索終了!
→ その先を眺める!
→ 振り返る!
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