こちら側にはクマザサに覆われた斜面があるだけです。

ここは遠くから眺めると、
座り心地の良さそうな緑の絨毯のようにも見えますが、
実際には寒帯性ジャングルの酷い藪であり、
一歩たりとも足を踏み入れることは出来ません。

しかし芯まで冷える寒さだというのに、
全く動ぜず青々としたこの緑一色はなんとしたことか。

→出発する!