大子温泉は昔からあった袋田温泉に続けとばかりに掘られた比較的新しい温泉。

最初は個人による掘削が試みられたものの失敗。
昭和36(1961)年11月に大子町によって「町営温泉掘さく場」が設けられて改めて掘削が開始され、
僅か17日後に湯水が自噴すると、
さらに追加で掘削して昭和37(1962)年7月にまた自噴。
その後、各旅館への引湯配管工事が行われて昭和38(1963)年9月に工事が完了しています。

そのようにしてできたのが大子温泉郷で、
その時に玉屋旅館へと源泉から引き湯されたのがこの浴槽です。
でも源泉から離れているので、
引湯する途中で温度が下がってしまうので加熱する必要があるんだよなぁ。

→ 湯に浸かる!