所林道 / Tokoro 林道探索の書 〜今日もどこかで林道ざんまい〜 
所林道 [1] [2]
026.jpg して到着する大室集落では、ダートに沿って電線が引かれてきていますが、林道沿いに民家は全くありません。昔は住民の住む民家があったけど、今は離村して無人状態になったということでしょうか? かつての集落ではお茶を栽培していたのか、林道の路肩には放棄された茶畑があって、無残にも藪にまみれたお茶の木を見かけました。なお、ここでダートはY字に分岐しますが、所林道は直進側。もう一方の右手は「林道」ではないみたい。
→ 路肩を眺める!
の後、すぐに4本目の支線林道分岐、すなわち大室林道の分岐が現れました。しかし、林道標は設置されておらず、入口にはチェーンゲートの支柱のみが立っていましたが、鎖は張られていないゲートはすでに廃止されているとみた!
→ 林道標を眺める!
→ 大室林道の様子を眺める!
室林道分岐を過ぎると、その先でダート区間は終了。幅員の狭い状況で再び舗装区間が開始します。道すがらに住民が去って無人となった廃屋を連続して見かけますが、そのことによって所林道はかつて大室集落への生活道路であったのが確認できます。
→ 廃屋を眺める!
してその直後に現れる2軒目の無住となった廃屋地点です。確かに地理院地図でこの地点を眺めると、そこに「大室」の地名表記と、林道沿いにポツポツと民家マークが記載されているのですが、実際の現地の様子はご覧の通り。各地の林道を探索しているとかなりの高確率で見かけてしまう無住となった廃屋ですが、日本の山村や農村がおかれた寒々としたこの現状、もはや「廃村めぐり」で楽しんでいる場合じゃないかも・・・。
→ 廃屋を眺める!
→ 景色を眺める!
て続けに2軒の廃屋民家を眺めてさらに進むと、ここでもY字分岐が現れますが、所林道本線は舗装路が続く右折方向。左折側は情報によれば一本杉林道というらしいですが、とうの昔に消滅したのか、探索時には林道標が設置されていなかったです。地図上では道筋が「鷲子山上神社」のそばに繋がって記載されていますが、現状はこのような状況なので、通り抜けはできないと思います。なので所林道を完抜けするには右折するしかありません。
→ 一本杉林道の様子を眺める!
在する家屋はどれも無人であった大室集落の中心地で右折して所林道の舗装路を今度は下っていきます。寒々としたスギの植林地を淡々にダラダラと下っていくのみで、途中に気になる物はなにもありません。あとは県232号線へと退出する出口を目指すのみでした。
り坂をダラダラと下ることしばし、那珂川町矢立「追之入」で県道に接続した地点が所林道の終点。といっても終点を示す林道標は設置されておらず、立っているのはすぐそばにある「鷲子山上(とりのこさんしょう)神社」への案内版のみ。探索時には一方通行看板が掲げられていましたが、それは年末年始の通行規制の予告。ここから神社までの県道区間は車同士のすれ違いが困難なほど狭いので、毎年12月31日午後11時〜1月3日午後4時までは、神社から下ってくるのみの一方通行になるみたいです。というわけで所林道の探索は終了ですが、冬の夕暮れは早くて気温も急激に低下してきたので、神社に立ち寄ることなく速攻で大子町の本日のお宿「大子温泉」に向かってこの場を立ち去っておきました。
→ 探索終了!
→ 振り返る!
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