No.TO-007
幸神入線 |
■日の出町 ■半ダート ■都184号線沿いの「幸神神社」付近から山中に延びる |
草深いワダチダートは貧弱なトタン小屋の前で予想通りにエンド |
……こんな感じ…… ■日の出町とあきる野市の堺付近の山中に延びるピストンダート。付近には無数のピストンが存在するが、幸神入線の起点は県道から少し外れて地点にあるため、その中でもまったく目立たない存在に。起点から入線するとなだらかな登り坂が続く。周囲はスギやヒノキの植林地帯が広がり、雰囲気的にはやや薄暗く、道すがらの視界は全くきかない。中盤に激坂カーブ地点(ここのみコンクリ簡易舗装)が1箇所あるが、そこを登り切って少し進むと、山中の傾斜地にポツンと開けた広場でエンドになっている。路面は場所によっては若干ジュクジュクとしていたが、荒れている、というほどでもなくそれはほとんど問題ない。 |
■都31号線から分岐して 「ひので三ツ沢つるつる温泉」 方面に延びる都184号線とのT字路付近にある幸神入線への入口です。都道から少し外れた「幸神神社」のそばに位置しており、ここを右側に進みます。特にこれといった目印はないので、少し分かり難いかもしれません。 | |
■先述のY字路を右側に道なりに進むと、製材所の敷地のような場所で舗装が途切れてダートが始まります。でも、ここはまだ林道区間ではありません。都184号線沿いには無数のピストン林道がありますが、都道から少し外れた地点に林道標が設置されているケースが多いようです。ランダムに適当に脇道に入ってみても、たいていはどこかしらのピストン林道にたどり着く可能性が高いので、そういう意味ではこの近辺は面白いエリアです。 | |
■製材所の脇を抜けてさらに進むと、路肩左手にようやく林道標が現れます。意識して都道から脇道へと入り込めば案外すぐにたどり着けますが、流しで都道を走っているだけではまず気が付かないでしょう。ダートはここから緩い登り坂となってスギや桧の林の奥へと続いています。
→後方を振り返る! |
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■きれいに枝打ちされた杉や檜の森を進みます。路面はやや草むしており、雑草がワダチを形成しているところをみると、車両などもあまり立ち入っていないような雰囲気でした。 | |
■ワダチダートをたどって進むと、なんだか路面が少しジメジメしてきたようです。湿った土に小石がパラパラと混ざっているような状態で、やはり植林地帯に延びる林道だけあって、カラッとした雰囲気はあまりないようでした。 | |
■その後しばらく進むと切り返すような左カーブになった激坂が現れました。こうして画像を眺めてみると、なんだか行く手が左右にY字に分岐しているようにも見えますが、ここは1本道です。 | |
■その激坂カーブはこのようになっています。ここは車両の通行を考慮してコンクリ簡易舗装が施されていましたが、路面は岩肌からしみ出た水でビチャビチャに。右手路肩には流れ出た土がヌチャヌチャと堆積、何となくこの先の様子が思いやられる状態ですが、ま、それも一興というもの。辛うじてスタンディングポーズを保っているXRの態勢から、この激坂急カーブの状況がある程度分かると思います。 | |
■激坂を登りきるとダートは平坦路となりましたが、周囲は藪と木々に隙間無くびっしりと囲まれてしまい、視界は一切ききません。路面もワダチ部分を残して雑草に覆われがちで、こうなると閉塞感というか多少の暗さは否めません。 | |
■ここ最近、雨が降ったわけでもないのに、場所によっては路面は半ビチャ状態で、ワダチに沿って水溜まりができている地点もありました。ここは季節を問わずに年がら年中、ジュクジュクとしていそうな地点です。 | |
■その後、湿けったダートをたどってさらに進むと、路肩の藪が勢いを増してしまいました。ダートはその先でいかにも藪に埋没していそうな雰囲気で、もうそろそろ終点か、といった感じです。 | |
■そしてたどり着いたのがこの地点。山肌の傾斜地に小さく開けた場所でダートは途切れており、ここが幸神入線の終点になっているようでした。貧弱なトタン小屋がポツンとあるだけで、周囲には何もありません。
→探索終了! →資材置き場を眺める! →振り返る! |