探索日 2008.06.15
No.TO-018

北大久野 (台沢) 線 ■日の出町 ■全線ダート ■接続→西の入・ホオバ沢線
■西の入・ホオバ沢線から分岐して山中に延びる

 走りやすい安定したフラットダートが終点まで続く尾根筋の平坦コース  

 ↓全線に渡ってフラットな高速コースが続きます。道すがらの景観的なもの
 は望めませんが、暗さがなく明るくて開放的な雰囲気はとても良い感じに。


……こんな感じ……
■都184号線と都251号線に挟まれた山間の尾根伝いに延びるピストンダート。幅員も広く、路面は一貫して固く締まった状態で安定している様子。山頂付近の尾根筋にコースをとっているため、付近のピストン群で見受けられる薄暗さはなく、上空が開けた明るい雰囲気の1本に。入線後は細かなカーブはあるものの、ほぼ全線に渡って平坦路が続くのでいたって走りやすい。ただし、道すがらの展望はほとんどきかないようで、またコース的な険しさは皆無なので、そういう意味では変化に乏しいかもしれないが、林道としては決して劣るものではないだろう。ちなみにこの北大久野(台沢)線は徐々に延長がなされているようで、今後のさらなる延長もまた楽しみ。

■西の入・ホオバ沢線から分岐している北大久野(台沢)線の起点です。分岐元である西の入・ホオバ沢線は都184号線から都251号線への抜け道としての価値は大きいものの、全線舗装につき淡々と走るのみですが、その途中で分岐しているのがこの北大久野(台沢)線。なかなか走り心地の良さそうなダートが林道標の立つ入口からすぐにスタートしています。ならば見逃すはずもなく速攻で突入を試みます!
→起点を振り返る!
■日ノ出町界隈の林道といえば薄暗くてジメジメした雰囲気のものが多いですが、ここはちょっと趣が異なるようです。この北大久野(台沢)線は都184号線と都251号線の間に横たわる山の尾根筋に沿って延びているので、上空が開けて何とも明るい雰囲気に。まるでどこかの走りやすい有名林道のような感じです。
■固く均された幅広なダートが緩いカーブを描きつつ延びています。わずかなアップダウンはありますが、基本的には平坦コースとなり、高速巡航もここでは十分に可能でしょう。ただし路面が少々土埃っぽいので、雨天後などでは泥跳ねで多少汚れてしまうかも。
■こういう走りやすい快適ダートであるため自然とアクセルが開きがちですが、それでもすぐに終点が現れるということもなく、なおもダートは続きます。日の出町付近のダート林道としては、それなりに延長距離があったような気も。正確な延長距離は計測していませんけどね。
■北大久野(台沢)線は一応、尾根筋に沿って延びてはいますが、周囲の木々が邪魔をして景観的なものは望めないようです。よって、ここでは走りやすいダートを走行することが楽しみのメインとなるでしょう。気分に合わせてハイスピードで走るも良し、ちんたらと走るもまた良しです。
■「お、これは?」その後しばらく進むとこんな箇所が現れました。左手の山側の斜面の法面が緑化および木材によって保護されています。各地でよく見かけるようになった環境に配慮した植生基材吹付工ってやつでしょうか? ただし、これはその後の定期的なメンテが欠かせないという問題があるようです。でないとすぐに荒れて草ボーボーになってしまいますから…。
■山肌を切り開いて設けられた平坦なダートが延びていますが、路面の砂利や路肩の法面は真新しいものになっていました。この北大久野(台沢)線はこれまで少しづつではありますが、延長工事が行われてきたようで、ここは比較的最近に区間開通したのでしょう。周囲には出来たてホカホカな雰囲気が漂っていました。
■「うむ、ここまでか…」で、その新規区間開通区間をしばらく進むと、ダートはいきなりプツリと途切れてしまいました。どうやらこの地点が北大久野(台沢)線の終点になっている (08年6月現在)みたいです。ただし、行く手の山肌の木々が伐採されていることから、いずれこの先へと林道は延長されると思われます。よって、この終点は暫定的なものといったところでしょうか。
→探索終了!
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