「ジオスポット コシキ火口 〜火山の火口をまるごと体験〜」 阿古集落の背後に静かにそびえるコシキ火山は、1643(寛永20)年に大噴火をおこし、 阿古集落を溶岩で埋め、大量の噴出物を坪田方面に降らせました。 このときの噴火で、今崎海岸をはじめとする阿古地区の溶岩台地が形成されました。 コシキ火口は、東西300m、幅800mの大きさを持つ、 南に開口した外輪山の中に、底面の直径400m、高さ75mの砕屑丘ができており、 山頂部には直径100mほどで深さ30mの大きな火口が開いています。 2009(平成21)年より、有志の手によって遊歩道が整備され、火口線や火口底を自由に歩けるようになりました。 以前は、火口内で陶器も作られていました。 現在では美しい森がよみがえり、見晴らし台からは雄大な景色が楽しめます。特に海に沈む夕日は絶景です。 「GEO POINT 火山砕屑丘(かざんさいせつきゅう) Pyroclastie cone」 爆発的な噴火活動により、火口の周りに火山砕屑物が積み重なってできた円錐形の火山体を、火山砕屑物といいます。 コシキ火口もその一つで、火山体のわりには大きな火口をもっています。 その底部より海岸に大量の溶岩を噴出しました。 なるほどね〜。 つまり、コシキ火口というのは江戸時代に噴火した火口の跡で、 今はその火口跡を歩いて見学できるというわけか。 → OK! |