どひゃぁーー!!

そして展望台から背後を振り返れば雄山山頂と山腹に広がる村営牧場跡がこのように!
山頂のスカイラインが雄山カルデラの火口線で、
2000(平成12)年の噴火以前には「雄山サウナ」とか「八丁平」と呼ばれる場所があって、
そこまで阿古林道で行けたんだよな〜。
でも現在は噴火で陥没して場所そのものが無くなっているみたいです。

ちなみに1983(昭和58)年の噴火は展望台付近に最初の火口が開いたことで始まり、
割れ目火口となって上に延びて村営牧場を壊滅させた後、
火口列は海岸まで下って溶岩流が阿古の集落へと襲いかかったとのこと。
噴火当時は列をなして噴き出す溶岩で山腹は火のカーテン状態だったらしいですよ。

1983(昭和58)年の噴火後には復興の土地改良で整備が進められ、
村営牧場は「牧場公園」と共に観光客向けレジャー施設として1995(平成7)年頃から営業を開始しましたが、
2000(平成12)年の噴火で壊滅被害を被り、
このような広大な跡地と廃墟で荒野化してしまったんですね。

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