海と神津島と抗火石かぁ・・・。

採掘場のダート末端地点で山積みとなって散乱している赤色を帯びた抗火石。
神津島といえば多幸湾の「黒曜石」が有名ですが、
日本では神津島と新島、式根島だけに産する「抗火石」もまた知られています。

「剛化石」「かぶ石」「コーガ石」などと呼ばれ、
風化しにくくて水に浮かぶ軽石の一種である流紋岩らしいです。
さらに同じ一つの石の中にも白やグレー、赤系など様々な色が混ざるのも特徴。
ダート末端地点で見かけた抗火石は、
このうように鮮やかなほどの赤みを強い帯びていましたが、
この赤色が独特の雰囲気を周囲に漂わせます。

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